初めまして!

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WEB-LUEをご覧の皆様、初めまして!!
本日よりこちらで記事を投稿させていただけることとなりました
久米島ダイブエスティバンの田中伸と申します。
この様な機会を与えていただき、本当に光栄に思っています!!
精一杯、久米島の情報を更新していきますので
未熟者ではありますが皆様どうぞ宜しくお願いします。
さて、只今の久米島は、ようやく気温水温共に上昇してきて
ついつい浅場で長居してしまっています。
そして、水温の上昇、春の訪れ、と言えば繁殖行動でしょう。
本日昼前頃、ハナビラクマノミの産卵の瞬間に
立ち会う事ができました。とれたてレポートです!
そろそろ卵でも産んでないかなー、くらいの軽い気分で確認しに向かったところ
オスメス共にいつもとは明らかに様子がおかしく、そわそわと落ち着きがなく
周りにいる魚達をやたらと威嚇しまくっているではありませんか!
イソギンチャクの下には少量の卵が産み付けられていましたが
どう見ても量が少ないのです。
よく見るとオスメス共に、腹部後方から生殖突起がでており
スタンバイOKといった感じで、もしやと思いしばらく観察していると
始まりましたーーー!!
ハナビラ①.jpg
まずはメスが円を描くように産卵床に卵を産み付けました。
※赤い丸は後でふれます。
ハナビラ④.jpg
その間もオスはせっせと世話をしていました。
腹部後方から出ているのがオスの生殖突起です。
ハナビラ②.jpg
メスの卵の産み付けは円を一周すると一旦やめ、
交代して今度はオスが卵を一周して受精させていました。
ハナビラ③のコピー.jpg
繰り返しこの行動を続ける内に、みるみるメスのお腹はへこみ
1枚目写真の赤丸の部分に卵が到達するまで、ものの3分もかかりませんでした!
僕が来る前に産卵は始まっていたと思われますが、途中何らかの原因で
中断していたところに遭遇することができたのではと思っています。
こういった瞬間に出会えると、無性にテンションあがります!!
初回から長文失礼しました。それではまた!!田中でした。

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writer
PROFILE
島根県西部の山奥に生まれ、和歌山の海を経験した後、久米島へ。
 「全てはこの一本の為に」の合言葉を胸に、日々奮闘中です。
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