気になる・・・。”家庭の事情?”

少子化少子化、そして晩婚化などと各マスメディア騒がれる昨今。
海の中ではそんな声をよそに、
今年の期待のカップルがこちら・・・。だったのですが。

この仲間にしては珍しく、尻尾(尾びれ)がぼろぼろに傷ついている個体で非常に見分けやすいうえ、同じ場所にすっかり長く居付いてこのまま行けば今年はここでも賑やかな抱卵(?)個体が見られるものとすっかり安心しきって見守っていたのですが、ふと気付くと、その動きがうまく説明できないけどなんかよそよそしいというか不自然な絡み方。
で、翌日。
お一人様になっちゃってます。
その後、連日見に行っても、やはり、お一人様。
みたところ、おそらくは奥様が失踪のご様子。
その場所的には外敵に襲われるような感じでもなく・・・。この手の子たちは一旦見つけると相当長くそこにいるので、奥様だけ食われたというのもまたちと考えにくい。
ここからは勝手な想像。
とすると、直前のよそよそしさがもし本物ならば、違う♂を見つけて追いかけて旅立ってしまったということなのか?(相当勝手な想像ですけど)
普通に昼ドラのどろどろドラマを再現するような連中も多い中。本来、おしどり夫婦を地で行くような、いつもどこの子たちも仲睦まじいこの花魁たちの出来事。
人の世であれば、よくある様々な恋人や家庭の事情ってことで、とくに珍しい感じもしませんが、こいつらでさえも、もし、そんな昼ドラのような家庭の事情があろうとは・・・?。
いやいや、魚の世界侮りがたし。勝手な想像もなかなか面白いぞ〜!

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PROFILE
ダイバーがたくさんの海で仕事をしていた反動か、ダイバーを見かけない海に惚れこみダイビング未開だった屋久島で気ままにダイビングサービスをはじめ、だいぶダイバーが賑やかになってきた屋久島でいまだ潜り続ける。
生物観察は好きだが、その名前には全く興味なし。
レアものかどうかは関係なく、魚と目が合った瞬間に一目惚れをして通いつめるタイプ。
最近は潜ること自体ももっと楽しめ たらいいなといろいろ画策中。
気がつけばダイビングをはじめてもうすぐ四半世紀(!?)の四十代。
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