2018年6月15日より、水中写真家、戸村裕行さんの水中写真展「群青の追憶」が開催 @靖国神社

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2018年6月15日(金)〜9月30日(日)、水中写真家、戸村裕行さんの水中写真展「群青の追憶」が靖国神社 遊就館内にて開催されます。

ライフワークとして、これまで世界の海底に眠る日本の船や航空機、潜水艦など、大東亜戦争の戦争遺産を撮影してきた戸村さん。
今回の写真展では、沈船を中心とした、約50点の作品が展示されます。

特設航空機運搬艦「富士川丸」という船の船首(ミクロネシア・チューク)

特設航空機運搬艦「富士川丸」という船の船首(ミクロネシア・チューク)

写真展の開催に際して、戸村さんご本人からコメントをいただきました。

オーシャナ読者の皆さま、こんにちは。水中写真家の戸村裕行です。

この度、靖國神社・遊就館様のご協力を賜り、特別企画として、水中写真展を開催することになりました。
今回は、自身がライフワークとしております、戦争に起因する日本の”レック”(沈船など)に焦点を当てた展示となっております。

戦後70余年経過し、現在、海中でどういった姿になっているのか。
2010年頃から世界各地の海を巡り、取材してきたその姿を皆さまにご覧いただきます。

各エリアごとであれば今まで多くのカメラマンさんが題材にして来られましたが、これだけ広い範囲では過去に類を見ず、写真展示だけではなく、その一つ一つに専門家の皆さまのご意見も賜りながら、解説文をつけていますので見応えのある展示になるのではないかと思います。

会期は3ヶ月以上あり、後半には展示替えも予定されています。
展示替えにはビキニ環礁に眠る『戦艦・長門』の展示も予定しており、現在こちらでクラウドファンディングによる支援を募っております。

ダイバーの皆さま、レックダイビングに興味のある方にもご来場いただけたらと思いますので、よろしくお願いいたします。
また、会場となる遊就館には他にも多くの展示がされておりますので、ぜひ時間に余裕を持ってお越しください。

「富士川丸」の船倉に積まれている航空機(ミクロネシア・チューク)

「富士川丸」の船倉に積まれている航空機(ミクロネシア・チューク)

靖國神社 遊就館 特別企画
戸村裕行 水中写真展『群青の追憶』
〜海底に眠る大東亜戦争の戦争遺産を追う〜

■日にち:2018年6月15日(金)〜9月30日(日)(年中無休)
※6月25日(月)~ 27日(水)は臨時休館

■開館時間:午前9時~午後4時30分
※みたままつり期間中(7月13日(金)~16日(月))は午前9時~午後9時まで開館

■会場:靖國神社 遊就館内 特設展示場
〒102-8246 東京都千代田区九段北3丁目1−1

JR
・中央線/総武線各駅停車「飯田橋駅(西口)」「市ヶ谷駅」より徒歩10分

地下鉄
・東西線/半蔵門線/都営新宿線「九段下駅(出口1)」より徒歩5分
・有楽町線/南北線/都営新宿線「市ヶ谷駅(A4出口)」より徒歩10分
・東西線/有楽町線/南北線「飯田橋駅(A2出口、A5出口)」より徒歩10分

■料金:観覧には遊就館への入場が必要です。
大人=1000円
大学生=500円(短期大学生・専門学校生などを含む)
中学・高校生=300円(7・8月夏休み期間中は無料)
小学生=無料
※靖國神社崇敬奉賛会、遊就館友の会会員は無料。

■展示内容
インドネシア各地、コロン(フィリピン)、グアム、サイパン(北マリアナ諸島)、ソロモン諸島(ガダルカナル島、ツラギ島、ニュージョージア島)、トラック諸島(ミクロネシア連邦・チューク州)、パラオ、ラバウル(パプアニューギニア)、日本(沖縄・柱島沖)の海底に眠る艦船、航空機、潜水艦を撮影した写真パネル、約50点。

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