サステナコスメで地球に優しいビューティタイム!〜Vol.3 シャンソン化粧品〜

本格的な夏も目前に迫った今、コロナ禍とはいえ、紫外線対策は必須である。
そしてダイビング時にはもちろんだが、海水浴に出かける時にも、日焼け止めは海に優しいものを選びたい。

各国の日焼け止め事情


世界中で環境汚染が深刻化している昨今。特に海洋環境において注視されているのは、サンゴの白化問題だ。
そしてサンゴに悪影響を与える有害指定化学物質を使用した日焼け止めの販売が、各国で禁止され始めているのである。

特に今年2021年1月には、ハワイ州で「新日焼け止め法」が施行されるというニュースも話題を呼んだ。
この法律では、紫外線吸収剤の「オキシベンゾン(Oxybenzone)」、「オクチノキセート(Octinozate)」などの化学物質を含む日焼け止めの販売が禁止される。
アメリカでは発がん性も疑われる成分であると言われており、人体においても危険な可能性があるのだ。

日本ではまだ日焼け止めに関する規制はないが、海とともに生活する人には必ず海洋環境を考慮した商品選びを心がけてほしい。

サステナコスメ〜vol.3 シャンソン化粧品〜

今回ご紹介するのは、石油系乳化剤を一切使用していないことで知られるシャンソン化粧品の日焼け止め。

2019年7月より「肌と海を守ろう」プロジェクトを立ち上げ、海の清掃イベントへの協賛やサンゴ礁保全の支援活動を通じて、SDGs14番目の目標「海の豊かさを守ろう」を推進している。

シャンソン化粧品の「肌と海を守ろう」プロジェクト

PROJECT1 ビーチや海中の清掃イベントに参加
シャンソン化粧品は、オーシャナでもおなじみのダイビング教育機関・PADI(パディ)の日本支社に協賛し、海中やビーチのクリーンアップなど、海洋環境保護のイベントに日焼け止めを提供している。

PROJECT2 SANGO BAND チャリティー活動
「SDGs推進 TGC しずおか 2020 by TOKYO GIRLS COLLECTION」で、チャリティー用リストバンド「SANGO BAND」を販売。この収益金を、沖縄県恩納村の「サンゴ基金」へ寄付し、サンゴ礁の保全活動を支援する。

PROJECT3 成分規定の厳しいハワイでも販売をスタート

先述した通り、ハワイでは、2021年1月よりサンゴに有害とされる紫外線吸収剤を含んだ日焼け止めの販売を禁止する法律が施行されている。そこで、5月より国際的なオーガニック認証を取得し、FDA(米国食品医薬品局)へ医薬品として登録された「シャンソン UVプロテクト ミルク」をハワイをはじめとした米国での販売を開始した。

アメリカのFDA(米国食品医薬品局)へ医薬品としての登録

アメリカでは日焼け止めは皮膚がんを予防する医薬品に該当します。日本国内で製造された日焼け止めをアメリカ市場へ輸出する場合、日本の厚生労働省にあたる公的機関のFDAに「登録」する必要があります。これは、日米両国における薬機法や食品衛生法に違反しておらず、適正な商品である、ということにあたります。
当社は、配合成分の安全性や紫外線防御力、工場の品質管理など、様々な厳しい基準の下で登録することができました。

シャンソン UVプロテクト ミルクn 50g ¥4,400

紫外線吸収剤、石油系乳化剤フリーの肌に優しい日焼け止め。
SPF50+PA++++と、国内表示規格最高値という機能性だ。
なんとなくこの数値が高い商品を選んでしまいがちなので、ここでこの数値について解説。

SPFの機能とは

表皮に影響し、肌が赤く炎症する「サンバーン」を引き起こすUV-Bを防いでくれる。UV-Bはシミやそばかすの原因にもなる。数値が高いほど防御効果が高く、50+が最高値。
PVの機能とは

真皮まで届き、肌を黒くし、シワやたるみの原因になるUV-Aを防いでくれる。+の数が多いほど防御効果が高く、++++が最高値。

シャンソン UVプロテクト ミルクnは顔だけではなく、全身に使用することができる。
炎天下でのレジャーやリゾート地でのマリンスポーツなど、落ちやすいシーンにもしっかり対応してくれるとのこと。

また、世界最大規模のオーガニック認証団体「エコサート」認証を取得するなど、環境への取り組みを積極的に行っている。

使い方

朝の洗顔後、基礎化粧品で肌を整えたあとにUVプロテクト ミルクを塗る。
メイクをする場合はベース→UVプロテクト ミルク→ファンデーションの手順で使用しよう。
使用量は顔と首で直径2cmほどの量が目安。
Tゾーンや鼻筋、頬骨あたりは特に日焼けしやすいので、念入りに塗るのが大切だ。


テクスチャーは他の日焼け止めとは変わらない、さらっとしたミルクタイプ。


塗ってみると肌に自然なつやが出る。
伸ばしやすく、白浮きもしないので使いやすい。

こんな人にオススメ!

・「海に優しい日焼け止めを使用したいが、どれが良いのかわからない」という人
・日焼け止め独特のにおいや密閉感が苦手な人
・日焼け止めを塗ると肌の不調を感じる人

見た目は普通の日焼け止めと変わらないように見えるが、まずゼラニウムとオレンジのアロマの香りがとてもリフレッシュできる。
よくあるココナツの香りや、そもそもなんの香りなのかわからない化学製品のような不快なにおいは全くせず、むしろ普通にスキンケア用の乳液を塗っているような感覚になる。

また、日焼け止めを塗りたくなるような毛穴の密閉感も感じず、軽い付け心地。
私自身、日焼け止めによっては、塗ったあとに肌が変に乾燥してしまうのだが、この商品はストレスなく使え、落とす時も普段通りのクレンジング&洗顔料でさっぱり落とせた。

あえて注意したい点を挙げるとしたら、完璧に日焼け対策をしたいのならこまめな塗り直しが必要なこと。
マリンスポーツに対応しているとはいえ、そもそも、一般的にはどんな日焼け止めも30分に一度は塗り直しが必要と言われている。
ダイビングをする人であれば、船に上がったタイミングできちんと塗り直すように心がけよう。

シャンソン化粧品 詳細はこちらからチェック↓

HP:https://www.chanson.co.jp/sustainability/project_01/
INSTAGRAM:@chanson_official

シャンソン化粧品 フリーコール:0120-011-737

「日本の成分基準は厳しい」と無意識に思ってしまいがちだが、実は世界基準で見ると時代遅れ。
環境問題については、なおさらそうかもしれない。
肌にも海にも優しいコスメを選んで、この夏もヘルシーに乗り切ろう。

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PROFILE
神奈川県藤沢市在住。女性ファッション誌からキャリアをスタートし、現在はフリーランスの編集ライターとして活動。オーシャナでは美容やライフスタイル記事をメインに、エコライフのヒントとなるトピックを執筆。
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