コスタリカ、世界で初めて、あらゆる使い捨てプラスチックの禁止を目指す

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海洋に氾濫し、埋立地に詰まり放題のプラスチック廃棄物に反対するコスタリカは、世界で初めて、すべての使い捨てプラスチックを排除しようとしています。

これはレジ袋やペットボトルを禁止するだけではありません。
さまざまなアプローチで、コスタリカはプラスチック製フォーク、蓋、さらにはコーヒーマドラーもなくします。
しかも、この目標を2021年までに達成する計画を立てています。

プラスチックは、今我々が直面する環境問題の中でも最も深刻なものの1つです。

海中のプラスチック廃棄物はあまりにも大量で、全体を把握するのさえ困難です。
そして、我々が発見するプラスチック廃棄物は、絶えず増え続けています。
このままでは、2050年までに海中のプラスチック廃棄物は魚よりも多くなる可能性があります。

コスタリカでは毎日4,000トンの固形廃棄物が発生し、その20%はリサイクルセンターや埋立地に運ばれずに河川、海岸、森林に捨てられてしまうのです。

コスタリカは今、環境保護に真剣に取り組んでいます。

彼らは2021年までに化石燃料を一定程度廃止することにより、カーボンニュートラル(=排出される二酸化炭素と吸収される二酸化炭素が同じである状態)の国になるよう計画しています。

また、森林の回復と野生生物の保護にも力を注ぎ、使い捨てプラスチックをセルロース・アセテートベースのような新しく発明開発された材料と置き換えることも予定しています。
(TUNZA:UNEP’s magazine for youth 8月10日より)

一般社団法人日本UNEP協会
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PROFILE
UNEP(国連環境計画)は、世界の環境問題や持続可能な開発に向けた環境対策への取組みなど、地球規模でさまざまな環境問題の対策を実施している国連組織です。
1972年国連人間環境会議(ストックホルムにて開催)の決議により設立されました。

日本では2015年に、一般社団法人 日本UNEP協会 が発足。日本におけるUNEPの活動の普及を図るとともに、UNEPを通じて日本と海外とを結び、環境保護活動を積極的に推進しています。
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