コモドドラゴンとの2ショットの撮り方とは!? コモドの観光
アジアで最も豪華な伝統帆船「ALILA PURNAMA(アリラ・プルナマ)」。
世界のセレブたちも虜にするアリラ・プルナマでいく、コモド&ラジャアンパッドの第6回です。
コモド島の陸観光で絶対に外せないのは「コモドドラゴン」と「ピンクビーチ」。
コモドナショナルパークのレンジャー直伝の「コモドドラゴンとのツーショット撮影の方法」などもご紹介します。
■写真・レポート/稲生薫子
■協力/アリラ・ホテルズ&リゾーツ、エス・ティー・ワールド、ガルーダ・インドネシア航空
恐竜の末裔「コモドドラゴン」に会いにいこう!
世界最大のトカゲ、コモドドラゴン(和名:コモドオオトカゲ)。
インドネシアの固有種で、現在は絶滅危惧種に指定され、4500頭ほどがコモド島・リンチャ島・ヌサコデ島・ギリモタン島の4島のみに生息しています。
つまり、コモドに行ったらコモドドラゴンを見ずに帰るなんて、そんなもったいないことは絶対にできないんです。
■コモドドラゴンはどこで見られるの?
一番安全にコモドドラゴンを観察できるのは、コモドナショナルパーク(国立公園)でしょう。
コモドナショナルパークはインドネシアの国立公園の一つで、1991年にユネスコの世界遺産(自然遺産)に登録されました。
コモドナショナルパークでは、レンジャーが安全にコモドドラゴンへ案内してくれます。
ただ、ここに棲むコモドドラゴンは飼育されているわけではなく、野生。
100%会えるという保証はありませんので、普段から行いを良くしておいてくださいね。
今回は一番短いSHORT TREK(約1時間のコース)をチョイス。
早速、コモドドラゴン探し、開始です。
意気込んで歩き始めて5分。
いました!(早っ)
会えないかもしれないなんて言われていたのにあっさり発見。
「こんな早くに見つかるものなの!?」
しかも、地面に這いつくばっていてあまり動かないだろうと言われていたのに、ノソノソと歩いているし、毒を持った舌をペロッペロッと素早く出し入れしています。
コモドドラゴンは体重の約80%の食事を一気に摂り、その後は約1か月間なにも食べないのだそう。
エサは主に鹿ですが、この日は特にお腹が空いていなかったのか、エサ(鹿)が隣でゆうゆうとエサ(草)を食べているという平和な風景も見られました。
安全にコモドドラゴンと写真を撮るには?
レンジャーに「カメラ貸して。そしてそこに座って、手をこう伸ばして」と言われたので素直に従うと……。
パチリ。
コモドドラゴンは人間をエサと間違えて急に飛びかかってくることが無きにしも非ずなので、基本的には接近禁止。
しかし、近づいてツーショット写真が撮りたいゲストが多いことからこの方法を編み出し、「こうやって撮ると触っているみたいでしょ?」と撮ってくれました。
つまり、ドラゴンを手前に、人を奥にして一緒に撮っているのですが、確かに、手前のドラゴンの大きさも強調できて、迫力ある写真が撮れますね。
みなさんも、コモドドラゴンに会ったら、ぜひ。
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結局この日は赤ちゃんを含め10匹程のコモドドラゴンとご対面。
アリラ・プルナマに戻り、クルーに「10匹見た!」と報告すると、「ありえない、嘘だ、そんなに見たことない!」と目を見開いていました。
ちなみに1~3才の赤ちゃんは、他のコモドドラゴンに共食いされないよう、木の中に穴をあけてその中で暮らしています。
繁殖期にコモド島に行けば、赤ちゃんの生活スタイルも見られるかもしれません。
午後はピンクビーチでのんびりと
コモドドラゴンの後は近くの観光名所でもある「ピンクビーチ」でのんびりと過ごすのがオススメ。
ピンクビーチは、赤色をしたオルガンパイプサンゴが死んで、白砂と交じり合ったことで砂浜がピンク色に見えることからその名がつきました。
のんびりお昼寝も良いですが、透き通る海でスノーケリングをするのもまた良いです。
ピンクビーチを見渡せる丘に登ると湾が一望でき、ここで見るサンセットはたまりません。
先ほどのビーチから徒歩10分程で登れます。
ビーチサンダルでも登れますが、岩がごつごつしているので、底のしっかりしたマインブーツやスニーカーがあるといいかもしれません。
すべてが“It’s up to you”
予定がないことが予定です
ピンクビーチに行きたいと言って連れてきてはもらったものの、いつまでに母船に帰ってこいという指示がなかったので、クルーに「いつまでに帰ればいいのか、いつディンギーはピンクビーチに迎えに来るのか」と聞いてみると、「It’s up to you(あなたにおまかせします)」。
帰りたければ母船に連絡するし、帰りたくなければ、いればいいと。
ここでは全てがIt’s up to you(自分次第)。
自分次第で好きに生きて良いのです。
いつ食べてもいいし、いつ寝ても、いつ飲んでも、いつ遊んでもいいのです。
やはりこれは、最大10名のゲストに対して16人ものクルーがいるからこそ叶えられるサービスなのかもしれません。
基本的には時間を気にし、次の予定を考えながら行動しているので、つい「次の予定は?」と聞いてしまったけれど、「予定がないことが予定です」といった返事。
アリラ・プルナマでは、のんびりゆったり、心の赴くままに生きてみてください。
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■現在、アリラ・プルナマはラジャアンパッドを航海中
チャーターベースでは、最短は4泊~から。
混載ツアーは6泊7日のコースでご案内。
料金や詳細などのお問い合わせはこちらから。
■水中撮影機材提供:INON(http://www.inon.co.jp/)
・8mmフィッシュアイ用ドームポート115
■ALILA PURNAMA(アリラ・プルナマ)
“PURNAMA”=満月を意味し、インドネシアの南スラウェシ地方に昔から伝わる伝統的なピニシ様式で作られている、現在アジアでみられる最も豪華な伝統帆船。
ALILA(アリラ)グループの所有する帆船で、46mの船体、3つのデッキに、PADIダイブセンターの認可を受けたダイビング設備を完備。
さらに、上質のスパセラピスト、イタリアで修行を積んだ一流のシェフも常駐し、ゆったりと贅沢な時間が流れる船旅を満喫することができる。
★正月特番
2015年1月4日(日)よる8時00分~9時54分
豪華帆船プルナマ号 フローレス海の冒険航海(BS11)