豪華帆船プルナマ号の気になる施設をチェック!

アジアで最も豪華な伝統帆船「ALILA PURNAMA(アリラ・プルナマ)」。
世界のセレブたちも虜にするアリラ・プルナマで行く、コモド&ラジャアンパッドの第2回です。
■写真・レポート/稲生薫子
■協力/アリラ・ホテルズ&リゾーツ、エス・ティー・ワールド、ガルーダ・インドネシア航空
何もしなくても幸せな気分に包まれる、開放的なデッキ
アリラ・プルナマのデッキはメインデッキと、マスタースイートルームの前のデッキと、さらにその上のトップデッキの3つ。
1日の生活の大半をメインデッキで過ごしました。
メインデッキでは各々が自由な時間を過ごしたり、ダイビング時にはブリーフィングを行ったり、ディナーは毎日このデッキでサーブされ、その日の出来事などを語り合いながら優雅なひとときが堪能できます。

メインデッキ
メインデッキで浴びる朝日は尋常ではなく気持ちがよく、思わず早起きして、澄んだ空気と光の中、ヨガをしたりしました。
体中の細胞に太陽の栄養が取りこまれていくのが実感できるような、そんな気持ちのよさ。
マスタースイートルームの前にあるデッキには、夜にライトが少ないので、星を観察したい時に登ってみたり。
ワインやオーダーメイドしたスムージーを片手に星を眺めるのにはまり、天候の良い日は1~2時間空を見上げたこともありました。

トップデッキから撮影。手前がマスタースイート前のデッキで一番下がメインデッキ
日中は暑すぎることもあり、トップデッキに登ることはほとんどなかったのですが、写真を見ていただくとわかるように、眺めは最高!
バウ(舳先)に座って風を感じることも好きですが、トップデッキでの風もなかなか気分がよかったです。
機関室やキッチンも包み隠さず、見せてくれる
どうやってこれだけの船を動かしているのか、機関室(エンジンルーム)はどうなっているのかというのは、子供だけでなく大人でも興味津々。
キャプテンのマリオに見たいと言うと、「エンジンルームのあと、キッチンも見てくるといいよ」と案内してくれました。

想像はしていたものの、機関室の中はものすごく暑い。
一人のスタッフが汗をだらだら流しながら船を動かしていました。

私たちが入室すると同時に作業をやめ、どうぞと中へ招き入れ、終始笑顔で見守っていてくれました
アリラ・プルナマのスタッフのサービス精神は徹底されていて、たとえそれがゲストの存在は確実に邪魔以外の何者でもない場所、機関室やキッチンであっても、全力で出迎え、安全の範囲内で案内してくれます。

キッチン。ディナーの仕込みをしているよと教えてくれました。実際このラム肉はシェフオリジナルのアマルフィソースが絡まって焼かれ、夕食に出てきました
気になるはダイビング施設をチェック!
アリラ・プルナマでダイビングをする場合、器材に関してもガイドに関してもなんの心配もいりません。
ガイドにはPADIのインストラクターでもあるキャプテンのマリオがついてくれ、陸上からお世話してくれます。
器材も、自分のものを持参しても良いし、アリラ・プルナマでレンタルすることも可能(無料。ただし、レンタルの場合はあらかじめ伝える必要があります)。
タンクやBCD、レギュレーターはきちんと管理されています。

器材倉庫は船尾
ダイビング終了後はここでシャワーを浴びたり、もちろん身体を拭けば船内にも入れるので、部屋に戻って温かいシャワーを浴びることもできます。

船内は土足&濡れた身体での入室は厳禁。ここで綺麗に洗い流し、拭いてから上がります
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■現在、アリラ・プルナマはラジャアンパッドを航海中
チャーターベースでは、最短は4泊~から。
混載ツアーは6泊7日のコースでご案内。
料金や詳細などのお問い合わせはこちらから。
■ALILA PURNAMA(アリラ・プルナマ)

“PURNAMA”=満月を意味し、インドネシアの南スラウェシ地方に昔から伝わる伝統的なピニシ様式で作られている、現在アジアでみられる最も豪華な伝統帆船。
ALILA(アリラ)グループの所有する帆船で、46mの船体、3つのデッキに、PADIダイブセンターの認可を受けたダイビング設備を完備。
さらに、上質のスパセラピスト、イタリアで修行を積んだ一流のシェフも常駐し、ゆったりと贅沢な時間が流れる船旅を満喫することができる。
★正月特番
2015年1月4日(日)よる8時00分~9時54分
豪華帆船プルナマ号 フローレス海の冒険航海(BS11)