地球温暖化対策のカギとなる“ブルーカーボン”の専門メディア「ブルーカーボンプロジェクト」

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海水に溶け込んだ大気中の二酸化炭素を光合成により吸収する働きを持つ海藻(かいそう)海草(うみくさ)。しかし近年地球規模で深刻な問題となっている温暖化による「水温上昇」が影響し、各地の海から海藻・海草が消失する「磯焼け」といった報告が相次いでいる。

消失が進む海藻・海草だが、一方で保全や再生することができれば、海の生き物によって取り込まれる炭素「ブルーカーボン」が増えるため、地球温暖化対策のカギとして大いに注目され、オーシャナでも何度も情報を取り上げてきた。そんなブルーカーボンを、専門に発信する「ブルーカーボンプロジェクト」というメディアがあることをご存知だろうか。今回、オーシャナは最新のブルーカーボン情報を読者の皆さまに提供するため、ブルーカーボンプロジェクトとメディア連携を開始

「ブルーカーボンプロジェクト」とは

水産業界を中心にコンサルティングなどの事業を行う企業が、海洋環境や魚の生息数の変化などを目の当たりにし、何か行動を起こさなければと思い立ったのが、メディア「ブルーカーボンプロジェクト」設立のきっかけ。

今となっては、マイクロプラスチック問題や気候変動、魚介類の漁獲量減少などにより、無限とも思われていた海の恵みは有限であることを一部の方々が実感し始めている。しかし、いまだ、我々が海の恵みをどのような形で受けているのか、知られていないことも多い。炭素を吸収・固定化する「ブルーカーボン」もその一つであろう。海洋資源から恩恵を受け続けてきたわが国だからこそ、ブルーカーボンの考え方、重要性を一人でも多くの方に知ってもらいたい、という想いを胸に情報を発信している。
▶︎ブルーカーボンプロジェクト

オーシャナで掲載していく記事

ブルーカーボンを知らない方にもわかりやすい内容で、ブルーカーボンの基礎から、ビジネス目線におけるブルーカーボンの価値までを幅広く紹介。今回のメディア連携によりオーシャナでも日本でもまだ広く知られていない、ブルーカーボンの最新情報を読むことが可能になる。

配信は今月から月に一度のペースを予定。お楽しみに!

ブルーカーボンプロジェクト
新たな地球温暖化対策の選択肢として注目されている、海の生き物によって取り込まれる炭素「ブルーカーボン」を紹介する専門メディアです。ブルーカーボンについての解説や国内外の活用事例、水産資源との関わり等を紹介しています。
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