ジンベエか芋洗係長か＝天国か地獄か

明日からモルディブ。
現地からは「マンタ100枚！」なんて景気のいい話が届いているが、
参加者の多くがジンベエ未体験で、今回最大の目的となっている。 

僕はモルディブでは過去100％の確率で出会っているので、
「出るんじゃない？」とか「和尚が出すよ」なんてヘラヘラ言っていたら、
まだ未体験なまこ社長が
「何だか余裕でムカツク」とか「真剣さが足りない」などと言う。
 

確かに、正直なところ、出なくてもしょうがないとか、
ほんのちょっとだけ思っていたりもする。 

すると、まこ社長が「出なかったら責任取って」と。
バリカン出してきて「出なかったら丸坊主ね」と。 

坊主は似合わないので、
まだ嫁を探さないといけない身としては拒否っていたのだが、
「それぐらいの意気込みでジンベエ目指してよ！」と目が真剣なので、
まあ、モルディブなら大丈夫だろうと渋々ＯＫ。 

何となく不安でブルーになっていると、
近くにいた友人が「まあ、坊主もカッコいいから大丈夫だよ」と
励ましてくれたのだが、それを聞いたまこ社長は、
「カッコいいんじゃダメ！」と、
オ○コマークとか、逆モヒカンとか、オンリーモミ上げとか言い出す。 

それでは、モテないだけでなく、
まっとうな社会生活を送れなくなってしまうと断固拒否っていたら、
「じゃあ、芋洗坂係長でいいよ」と。
友人も「ジンベエ出るよ絶対。念のためだからいいじゃん」と。 

まあ、念のためなら仕方ない……のか？　ってか、念のためって何だ。 

嫌だなあ、芋洗坂係長……。 
 

ってことで、こんなにジンベエに恋焦がれるのは生まれて初めてです。 

※「ジンベエとマンタ100枚に会いに行く旅」のリポートは、
ネット環境が整っていれば、「ダイビング魂」で、
和尚が毎日サイトでアップしますので、見てやってください。
そして、ジンベエ出ること祈ってください(泣) 

法政大学アクアダイビング時にダイビングインストラクター資格を取得。
卒業後は、ダイビング誌の編集者として世界の海を行脚。
潜ったダイビングポイントは500を超え、夢は誰よりもいろんな海を潜ること。
ダイビング入門誌副編集長を経て、「ocean+α」を立ち上げ初代編集長に。

現在、フリーランスとして、ダイバーがより安全に楽しく潜るため、新しい選択肢を提供するため、
そして、ダイビング業界で働く人が幸せになれる環境を作るために、深海に潜伏して活動中。

〇詳細プロフィール／コンタクト
https://divingman.co.jp/profile/
〇NPOプロジェクトセーフダイブ
http://safedive.or.jp/
〇問い合わせ・連絡先
teraniku@gmail.com

■著書：「スキルアップ寺子屋」、「スキルアップ寺子屋NEO」
■DVD：「絶対☆ダイビングスキル10」、「奥義☆ダイビングスキル20」
■安全ダイビング提言集
http://safedive.or.jp/journal