【モルディブな日々♪】 3度目はアイシー
社会人で一番やってはいけないのは知ったかぶり。
ただ、社会人でいるために知ったかぶらねばならぬときもある。
夕方、クラブ・ランナリのオフィス・マネージャーとカフェ。
日本人は僕ただ一人なので会話はもちろん英語。
自慢じゃないが、英語はヘラヘラである。
おおよそ言っていることは理解できるが、ときたまよくわからない。
そんな時は知ったかぶってはいけないので、「ソーリー?」と聞きなおす。
それでも尚わからないときがある。知ったかぶってはいけない。もう一度「ソーリー?」
それでもそれでも尚わからないときもある。
もう一度、「ソーリー?」というわけにもいかない。
ものには限度というものがある。体裁も一応守らねばならない。
3度目はよくわからずとも笑顔で「I see」もしく「OK」。
ときには、相手の表情を読み取ってあっはっはと爆笑しながら、
相手の肩をバンバン叩く。
相手は嬉しそう。
僕はちょっと虚しい……。
これを読んでいる学生諸君。
戦争に負けたのだから仕方ない。
英語は身につけましょう……。