サメ! サメ!! サメ!!! @小笠原

うおっうおっ、ササウオです!

前回に引き続き、世界自然遺産に登録された小笠原のレポートです。
マグロ、イルカもすごいですが、小笠原に行ったら、ぜひリクエストしてほしいのがサメです。

まずはこちらを見てください。

この黒いのなんだと思います? 実はこれ、すべてサメなんです!!

黒いからサメだか岩だかよくわかないかもしれませんね。ではこちらを。

数尾のサメの背ビレが水面から見えてますよね。
その数、ビーチ全体で100尾以上!!
世界中を潜ってきましたが、こんなシーンは初めて見ました!!!

この光景は母島の《クラブノア母島》のすぐ隣のビーチ「脇浜なぎさ公園」で見られるんですよ(ただし、自然のものなので100㌫ではないですが…)。ちなみにこれはネムリブカです。

「母島に滞在しないと見られないの?」と、思うかもしれませんが、父島から遠征するダイビングサービスもあるんですよ。
父島から遠征する場合はランチでの停泊なので、早めにお弁当を食べて急いで見に行ってくださいね。

ちなみに片道800mくらいあります…。

場所はこちら↓

地図

(地図/「小笠原母島観光協会」ウェブサイトより)

もう一種類、小笠原を代表するサメがいます! 

それはシロワニ。

ジンベエザメ、ハンマーヘッドはカッコよくて人気がありますが、世界には見られるところがいくつかありますよね。
でもシロワニがコンスタントに見られる海って、小笠原だけじゃないでしょうか?

で、ほかのサメが結構泳ぐのが速いのに対し、シロワニはアーチの中をゆっくりと泳ぐので、ウオッチングや撮影にも最適です。

その様子がこちら↓

シロワニはアーチの中をぐるぐると回るので、着底して、構図を考えながらゆっくり撮れますよ。
父島のシロワニスポットというと、父島の南海岸の「マルベ(マルベリ)」が有名ですが、こちらは弟島の「鹿浜」の映像です。

そのほかにも、遊泳性のメジロザメの仲間「ガラパゴスザメ」やハンマーヘッドが見られるほか、ごく稀にジンベエザメが現れることもあるんです。
マグロとイルカだけでなく、ぜひサメもリクエストしてくださいね!

小笠原に行ってみたいけど、じゃあ、どこのお店がおすすめなの?
と、気になった方も多いのでは?
『マリンダイビング』時代は大人の事情で、誌面では個人の感想がなかなか書けませんでしたが、今はしがらみがないので(笑)、次回は小笠原のおすすめのダイビングサービスを紹介しますね。

うおっうおっ!

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