できないことの大切さ

本日、耳ぬきで頭がいっぱい。
こんなに耳ぬきのことを思っている人は、
今日に限れば世界中で僕だけかもしれない。
ご飯もノドを通らない。そんなことはない。
もちろん、記事を書いているのだが、
耳ぬきを説明するのは本当に難しい。
というのも、僕は耳ぬきだけはスムーズで、
困ったことがないからだ。
つまり、不良の気持ちはヤンキー先生が一番知っている。
いや、何か違う気がする。例えを間違えた。
つまり、男女の問題は加藤鷹が一番知っている。
か〜とう、たかっ!(by猫ひろし)
すみません。ふざけるのやめます。
つまり、ストレスダイバーだった僕は、
ストレスを抱える人の気持ちやパニックには実感がある。


南の島で異性との出会いに浮かれてしまったことがある僕は、
つい浮かれてしまう人の気持ちがわかる。
結構、いろんなところを潜っているので、
結構、いろんなところの海について実感がある。
学生時代、ものすごい体育会系だったので、
練習を死ぬほどしたのでスキルもわかる。
あまり、よろしくないダイバー生活を送っていたのが
たまたま幸いし、ビギナーの気持ちを汲むことができ、
記事を書くのに大いに役立っている。
現場のガイドやイントラにはダイバーとして到底及ばないが、
この経験を元にわかりやすく説明するというのが僕の強み。
しかし、耳ぬきだけはとってもスムーズ。
耳管括約筋という、
耳管を開ける筋肉を意識的に自由自在に開けられる。
なので、耳ぬきを説明しろと言われるとかなり困る。
「すりゃい〜じゃん」となる。
だからと言って記事のクオリティを下げてはいけないし、
できない人のためにならなくてはいけない。
だからこそ余計に調べたり取材して書きことになる。
むしろ、そっちの方がいい場合もある。
嫌味に聞こえてしまうかもしれないが本音を言うと、
「自分も耳ぬきができなかったら、
もっと懐が広かったのになぁ」と思うことがある。
そして、減圧症ってどんな感じだろう?とも。
よろしくない職業病だ。
耳ぬき。
僕にとっての1行なことを4ページで書く……。
相当、調べないといけなさそうだ。

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writer
PROFILE
法政大学アクアダイビング時にダイビングインストラクター資格を取得。
卒業後は、ダイビング誌の編集者として世界の海を行脚。
潜ったダイビングポイントは500を超え、夢は誰よりもいろんな海を潜ること。
ダイビング入門誌副編集長を経て、「ocean+α」を立ち上げ初代編集長に。

現在、フリーランスとして、ダイバーがより安全に楽しく潜るため、新しい選択肢を提供するため、
そして、ダイビング業界で働く人が幸せになれる環境を作るために、深海に潜伏して活動中。

〇詳細プロフィール/コンタクト
https://divingman.co.jp/profile/
〇NPOプロジェクトセーフダイブ
http://safedive.or.jp/
〇問い合わせ・連絡先
teraniku@gmail.com

■著書:「スキルアップ寺子屋」、「スキルアップ寺子屋NEO」
■DVD:「絶対☆ダイビングスキル10」、「奥義☆ダイビングスキル20」
■安全ダイビング提言集
http://safedive.or.jp/journal
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