モルディブ赤道越えツアー4日目

7時起床。
起きて鏡を見てびっくり。体にげーじつの数々。
前夜に酔っ払って巨匠たちに書かれたらしい。
まあ、いつものことだ……。
犯人はカメラマンの北さん
キヘリモンガラと同じく、先輩だけどいつかやってやる。


昨日に引き続きガーフ環礁。1本目は「nilandhoo kandu」。
やっぱり流れがビンビン。逆らって泳ぐので疲れる疲れる。
ドロップオフ沿いにやたらとホウセキキントキ(?)がいる。
後半は潮に乗って流れるプール。これ、楽しいんだよなぁ。
透明度が良い海で中層を流されるのは、まさに空を飛ぶ感覚。
個人的にはこの潜り方が一番好きで、ずっとこれがいい。
しばらく海の空を飛んでいると、
横をヒメイトマキエイが飛んでいく。
やっぱり彼の飛び方の方が優雅だ。
やたらといる真っ黒なホウセキキントキ(?)の群れ
2本目は「Kuredhdhoo kandu」。
やはり泳ぐ。
皆、ヘトヘトになったところで、ギンガメアジの群れが出現!
棚を多い尽くす大群に、皆、疲れも忘れ……るわきゃ〜ないので、
さらにヘロヘロになりながらギンガメを楽しむ。
苦労してこそ楽しみは倍。ということで。
ギンガメアジの大群
※PHOTO by ゴット姉さん
エグジット後の船上がにわかに活気づく。
始まりは、ローカルの「ジンベエ!」のひと言。
皆、急いで3点を装着し、いつでも飛び込む準備OK。
さっきまでヘロヘロだったのに、ジンベエは別腹らしい。
ジンベエがいるらしきところまで行くと、
影の正体はジンベエではなくマンタと判明。
みんな一斉に、
「マンタかよ〜」
贅沢は国民の敵です(笑)。
伊豆のコケギンポで喜んでいたころを思い出しなさい。
2本目の後は、『マリンダイビング』の特集で使う、
サファリの決めカットを撮るために悪戦苦闘。
北さんのリクエストは、
「サファリとドーニが45度の向きで向かい合うようにして、ドーニの方がちょっと手前でモデル2人が笑顔で入り込み、さらにバックはヤシの木のある島」
なかなか手ごわいリクエストだったが、一致団結し何とか無事撮影。
きっと誌面を大きく飾るはず。
休みで来ているが、つい手伝ってしまう……
3本目「Koodoo kandu」。
透明度が落ち、しかも泳ぎまくりだったので疲労困憊。
水中で「疲れたな〜」とずっとうつむいたままエグジット。
しかし、船上でゴット姉さんが驚愕のひと言。
「テラの周りをイルカが回ってたね! 水中イルカなんてラッキー過ぎるじゃん!!」
な、なぬ! くやし過ぎるので「ラッキー過ぎました!」と言っておく。
うつむいていた、俺のバカ。
現在、夕食前のビール時間。
これから次の環礁へ向けて出発。
船内にあった漫画「六三四の剣」をそろそろ20巻読破する和尚より。
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PROFILE
法政大学アクアダイビング時にダイビングインストラクター資格を取得。
卒業後は、ダイビング誌の編集者として世界の海を行脚。
潜ったダイビングポイントは500を超え、夢は誰よりもいろんな海を潜ること。
ダイビング入門誌副編集長を経て、「ocean+α」を立ち上げ初代編集長に。

現在、フリーランスとして、ダイバーがより安全に楽しく潜るため、新しい選択肢を提供するため、
そして、ダイビング業界で働く人が幸せになれる環境を作るために、深海に潜伏して活動中。

〇詳細プロフィール/コンタクト
https://divingman.co.jp/profile/
〇NPOプロジェクトセーフダイブ
http://safedive.or.jp/
〇問い合わせ・連絡先
teraniku@gmail.com

■著書:「スキルアップ寺子屋」、「スキルアップ寺子屋NEO」
■DVD:「絶対☆ダイビングスキル10」、「奥義☆ダイビングスキル20」
■安全ダイビング提言集
http://safedive.or.jp/journal
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