DiveExtreme(ダイブエクストリーム)からTGシリーズ専用の超軽量リングライトDL2001とコンパクトドームレンズUAL-05DEが登場!

ダイブエクストリーム(DiveExtreme)
こんにちは。写真家の蓮池ヒロです。オリンパスの高性能アウトドアカメラ「Toughシリーズ(以下、TGシリーズ)」を愛用しています。

国内のダイビングスポットへ出掛けると、カメラ置き場の水槽でTGシリーズを見かけない日はありません。水中写真が以前にも増して、さらに身近な存在になってきていると感じますね。

ハイエンドな水中ライトでお馴染みの「RGBlue(アールジーブルー)」ブランドを展開する水中撮影機材メーカー「AOI JAPAN(エーオーアイ・ジャパン)」より、ダイビングショップ「mic21(エムアイシー21)」とのコラボレーティブブランド「DiveExtreme(ダイブエクストリーム)」が新たに誕生しました。

今回は、ダイブエクストリームのブランドコンセプト、またメイン商品であるTGシリーズ専用の超軽量リングライト「DL2001」とコンパクトドームレンズ「UAL-05DE」についてご紹介します。

●Index

TG特化の機材が豊富で初心者でも扱いやすいブランド「ダイブエクストリーム」が誕生

AOI JAPANは、約20年にわたってカメラメーカーに防水ハウジングをOEM供給し、2013年に発売となった水中ライト「RGBlue(アールジーブルー)」を開発しています。

そのAOI JAPANが手掛けた新ブランドが「DiveExtreme(ダイブエクストリーム)」

自分たちのノウハウや経験をもっと幅広く役立てられないだろうか、そのためにどうあるべきかを考え尽くす。そんな想いを「Extreme(極める)」という言葉に込めているとのこと。

ダイブエクストリーム(DiveExtreme)

ダイブエクストリームでは「ダイバーにとって最も信頼され、扱いやすく、ダイビングがより快適になるためのギアーであること=ダイバーファースト」を追求して開発されたダイビング器材が揃っています。

中でも注目なのが、初心者でも扱いやすいTGシリーズ専用のカメラ拡張機材に特化していること。

高品質な水中写真を誰でも手軽に撮影できるTGシリーズの登場により、現在はダイビング初心者でも水中写真を始めやすい環境です。
しかし、ライトやレンズなどTGシリーズ専用に設計がされているアクセサリー類は、意外に少ないのが現状です。

今回、ダイブエクストリームが発売を開始したTGシリーズ専用のダイビング器材は、ステップアップリング不要でTGシリーズに直接接続できる最適化された仕様です。

撮影機材でありながらコンパクトで軽く、ダイビング時のストレス軽減、持ち運びの際に荷物が増えないなど、デメリットの改善に成功しています。

TGシリーズやダイビング器材の可能性を最大限に引き伸ばした、今注目の新ブランドと言っていいでしょう。

青被りを防いでプロ級の写真へ
「リングライト DL2001」

ダイブエクストリームにより2019年9月に発売されたTGシリーズ専用「リングライト DL2001」
水中写真における重要な要素「光」を補うリングライトの魅力をご紹介します。

ダイブエクストリーム_リングライトDL2001

リングライトDL2001

「リングライト DL2001」のスペック

リングライト DL2001は、Toughシリーズに最適化された光学設計で、最大光量1200ルーメンで色温度は5000KのLEDリングライトです。

肝心の重量は陸上360g、水中98gと驚異の軽さ。メインに樹脂ボディを採用し、極限まで金属を減らして軽量化を計っています。
耐水深は100mと、水深を気にする必要は全くありません。

USB充電式で、最も大きい光量でのバッテリー使用時間は約1時間、充電は3~4時間で完了。予備交換用のバッテリーモジュールも追加でオプション購入が可能です。

陸上での連続点灯では高温になってしまうため、装置により減光か消灯されます。
▶超簡単!DL2001の使い方を動画で見る

水中写真は光が重要!「リングライト DL2001」のメリット

TGシリーズを使った水中写真の表現力をアップできるリングライト DL2001。初心者でも簡単操作で、明るく青被りを防いだ写真が撮りやすくなります。

丸く薄型の構造で、被写体に光を均等に当てるため四隅に光が届き、ケラレは発生しません。

水中写真で最も重要な要素である「光」を補うダイビング器材としておすすめ。地上からの光が届きにくく、水による光の吸収で光の色が変わってしまう特殊な環境の水中では、明るさの確保と青被り対策が重要になってくるからです。

ダイブエクストリーム(DiveExtreme)

5段階ダイヤル式調光が採用され、水深や光のコンディションに合ったライトの光の強さを変更できます。

ダイブエクストリーム_リングライトDL2001_ダイヤル

5段階ダイヤル式調光。ダイヤルを回すだけで簡単にモードが変えられる

大きいダイヤルを回すだけのシンプルな仕組みで、被写体が急に現れて焦ってしまいがちな水中でも落ち着いて操作が可能。OFFを選べば自動ロックされるため、水中での移動や陸上の運搬時に意図せず電源が入ってしまうトラブルも防げます。

最短撮影距離は3.5cmと、マクロにも強いスペックです。ワイヤレスフラッシュモード搭載で、カメラの内蔵ストロボと連動し、光に敏感な水中生物に近付いて撮影できます。

ダイブエクストリーム_リングライト

最短撮影距離は3.5cm。被写体に寄り光を当てることで、発色の良い撮影が可能に

「リングライト DL2001」を使った作例

実際にTGシリーズにリングライト DL2001を装着して、水中で使用した作例をご紹介します。
※撮影したままの状態で色補正などは行っていません。

青被りしていたウミウシも、リングライト装着でカラフルな本来の姿に。

青被りしていたウミウシも、リングライト装着でカラフルな本来の姿に。


被写体によっては、青被りすると目の位置もよくわからなくなります。リングライト装着で目と模様もクッキリ。

被写体によっては、青被りすると目の位置もよくわからなくなります。リングライト装着で目と模様もクッキリ。

作例のように、撮影前にあった青被りの改善ができています。
TG-6では、水中ホワイトバランスを深度によって3つに変更できる機能があるため、青被りを防ぎやすくなりましたが、リングライトで補ってみるとさらに効果が期待できます。

3.5cmまで寄れるため、小さな被写体でもインパクトある撮影に。

さらに、明るさを確保しにくい水中動画にもリングライトはおすすめ。動き回る被写体でも光を照射し続けて、寄った撮影ができます。

DL2001と共通のバッテリーモジュール「ダイブライト DL2002」

ダイブエクストリーム_ダイブライトDL2002

リングライト DL2001と同時に持っておきたい水中ライトが「ダイブライト DL2002」。

大型の回転モードダイヤルは、リングライト DL2001と同じく直感的な操作を可能に。レッドとブルーの2色のカラーモード搭載で、マルチな使い方ができます。

低電力モード搭載で、ナイトダイビングや洞窟の使用でも安心です。
リングライト DL2001の予備バッテリーとして使う方法もあります。

▶DL2002の使い方を動画を見る

超小型軽量、片手で扱える
「コンパクトドームレンズ UAL-05DE」

続いて、ダイブエクストリームより2019年4月に発売されたTGシリーズ専用「コンパクトドームレンズ UAL-05DE」。
大物水中生物や水中風景の撮影に最適な超小型軽量ドームレンズの魅力をご紹介します。

ダイブエクストリーム_ドームレンズUAL-05DE

コンパクトドームレンズUAL-05DE

「コンパクトドームレンズ UAL-05DE」のスペック

コンパクトドームレンズ UAL-05DEは、Toughシリーズ専用に光学設計された超小型軽量のドーム型ワイドレンズです。

水中では空気中との屈折率の違いにより画角が狭くなってしまうので、ドーム状の空気層をレンズに見立てて画角を陸上と同じにするというメカニズム。

水中重量は驚異の20g(陸上は160g)で、ドームレンズにも関わらず片手で持ち運びできるほどの軽さです。
最外形は120mmで、ハードコートプラスチックレンズとマルチコート光学レンズを採用したレンズは薄さ34mm。

TGシリーズの防水プロテクターM52を使用していれば、ステップアップリング不要で直接接続できます。
圧倒的な扱いやすさが特徴です。
※UAL-05DEは水中専用です。陸上ではレンズの効果はありません。
▶小さくて軽い!UAL-05DEの使い方を動画で見る

アクティブに水中撮影ができる「コンパクトドームレンズ UAL-05DE」のメリット

マクロに強いTGシリーズの広角表現を強化するコンパクトドームレンズ UAL-05DE。60度の画角が81度に、約35%広くなるワイド撮影対応で、ドーム型ワイドレンズ特有の歪みもほとんどなく、通常の画角を単純に広げたような使い勝手です。

水中では被写体の動きや位置によっては、一定の場所から動かずに撮影を強いられる場合がありますが、あと一歩引いて撮影したい場合に助かるレンズがドームレンズ。
遠近感を強調できて、大物水中生物や広大な水中景色を写す場合に最適です。

ダイブエクストリーム(DiveExtreme)

ドームレンズ装着時は画角が約35%広くなり、理想のワイド撮影が可能に。

ドームレンズ装着時は画角が約35%広くなり、理想のワイド撮影が可能に。


衝撃からレンズを保護する肉厚のラバープロテクターにより、ドームレンズに傷が付くアクシデントを防げます。うっかり岩と接触してしまっても安心。

ダイブエクストリーム_ドームレンズ

(左)ラバープロテクターにより逆さにしてもレンズに傷がつかない。(右)ドームレンズ着用時でもこの薄さ。

また、片手で持てる軽さであるため、ドルフィンスイムや動き回る被写体を撮影する際に機動力を確保しやすいメリットもあります。
通常のドームレンズでは撮れなかった、自由に動き回ったからこそのイルカの好奇心旺盛な姿を撮影できるかもしれません。

「コンパクトドームレンズ UAL-05DE」を使った作例

実際にTGシリーズにコンパクトドームレンズ UAL-05DEを装着して、水中で使用した作例をご紹介します。
※撮影したままの状態で色補正などは行っていません。

優雅に泳ぐウミガメと、水面からテトラポッドまで幅広く写ります。奥行きや臨場感が感じられる写真に。

優雅に泳ぐウミガメと、水面からテトラポッドまで幅広く写ります。奥行きや臨場感が感じられる写真に。

水中風景にもおすすめ。圧迫感のあったサンゴ礁が、水中で静かに佇む強さの表現に変わりました。

水中風景にもおすすめ。圧迫感のあったサンゴ礁が、水中で静かに佇む強さの表現に変わりました。

作例のように、ドームレンズにありがちな不自然な歪みは軽減され、自然な仕上がりに写真が落ち着きます。

マクロに強い機能を持つTGシリーズを、広角の描写力も上げる万能な水中カメラに変化させることができます。

「ダイブエクストリーム」で水中写真をより身近に

「重厚」という既存のダイビング器材のイメージを「軽量でオシャレ」に変えたDiveExtreme(ダイブエクストリーム)。

特に水中カメラ機材は重くて初心者が使いにくいものばかりでしたが、水中カメラの購入を懸念していた方にとって、軽量なリングライト DL2001やコンパクトドームレンズ UAL-05DEは新たな選択肢となりそうです。

さらに、ダイビング器材の中ではリーズナブルな価格という点もおすすめしたい理由の1つ。水中カメラ機材はアーム1つで数万から数十万円までする場合もあり、泣く泣く購入を断念する場合も……。

ダイバー仲間へのクリスマスプレゼントや、冬のボーナスで自分へのご褒美など、これからのシーズンにも注目の商品ですね。

今後、「TGシリーズをメインカメラとした水中写真家や水中カメラマンが誕生して、まだ見ぬ新たな表現の水中写真が生まれていくのでは?」と私もワクワクしています。(既にいらっしゃったら、失礼いたしました)

同時に、手軽に誰でもハイレベルな水中写真が撮りやすくなってくるならば、私も表現力に磨きを掛けていかなければと思った次第でした!

■撮影協力/コンカラー 田中幸太郎様

【DiveExtreme】超軽量リングライトDL2001とコンパクトドームレンズUAL-05DEの使い方

Sponsored by DiveExtreme(ダイブエクストリーム)

DiveExtreme(ダイブエクストリーム)ロゴ
ハイセンスな水中ライトでお馴染みの「RGBlue(アールジーブルー)」ブランドを展開する水中撮影機材メーカー「AOI JAPAN(エーオーアイ・ジャパン)」より、ダイビングショップ「mic21(エムアイシー21)」とのコラボレーティブブランド「DiveExtreme(ダイブエクストリーム)」が新たに誕生。
初心者からベテランまで多くの層に支持されるダイビングツールをより快適に、スタイリッシュにするために、商品の開発を行っている、今後注目のブランドだ。

DiveExtreme 公式サイト:https://www.dive-extreme.jp/
DiveExtreme 取扱店一覧:販売店はこちら

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PROFILE
フリーランスの水陸写真家 / 潜水士 / ライター。
1993年静岡生まれ。沖縄在住 / スペイン移住計画。

旅行系企業に新卒入社し、自社ECサイト運営 / 販促企画 / 他社提携サイトディレクションなどを担当。2018年7月より独立してフリーランスとなる。

日常で感じる「鼓動」を捉えた、陰影のある美しさを追求した写真を好みます。水中と陸上の2つの視野を持つ「水陸写真家」として表現していくために、文章・Webを組み合わせて多方面で活動をしています。

写真×文章×Webで"伝わる"情報のデザインとアイデアや話の整理整頓が得意です。多趣味で外向型と内向型のハイブリッド。
キックボクシングジムから帰ってきて、漫画を読む時間が至福です。

「ダイビングと出会ってから様々なことに挑戦できるように。オーシャナの活動を通して"海の素晴らしさ"をお伝えしていきます!」
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