小笠原で28年——ダイビングガイド・南俊夫著『アオウミガメの帰る島』6月1日刊行

小笠原諸島・父島でダイビングガイドを営みながら28年にわたりアオウミガメを撮り続けてきた写真家・南俊夫さんが、その集大成となる写真絵本『アオウミガメの帰る島』を2026年6月1日に出版する。文一統合出版「命のつながりシリーズ」の第10冊目となる本作は、1000キロの海を越えて故郷に帰るアオウミガメの一生を、豊かな写真とともに描いた一冊だ。

アオウミガメの帰る島 表紙

写真・文:南俊夫/文一統合出版

1000キロの海を越えて、故郷の砂浜へ

アオウミガメは、ふ化するとすぐに島を離れ、40年の歳月を経て産卵のために故郷へと戻ってくる。しかし、無事に帰り着けるのは1%にも満たないという。本書はその過酷な自然を生き抜くたくましい姿と、生き物同士のつながりを追った物語だ。

小笠原のアオウミガメ

©南俊夫

舞台は本州から南へ1000キロ離れた小笠原諸島・父島。イルカ、クジラ、シロワニ、イソマグロなど多彩な生き物が息づくこの島で、アオウミガメはひときわ身近な存在だ。ダイビング中やスノーケリングでも出会えるほか、夏には産卵のために浜へ上陸する姿も見られる。

アオウミガメ 交尾シーン

©南俊夫

著者・南俊夫さんより

父島に移住してダイビングガイドなどをしながら撮影をして28年がたちました。ダイバーの皆さんがもつ小笠原のイメージはというとクジラやイルカやシロワニやイソマグロなどの大型回遊魚でしょうか?でも島に住む私にとって一番の身近な生き物はアオウミガメです。

この本では、アオウミガメが父島に来遊し、交尾、産卵、子ガメの孵化からの旅立ちまでのストーリーです。移住してから「命をつなげる島」をテーマに28年間撮りためた写真から構成しました。子供向けの写真絵本ですが大人が見ても十分楽しめると思います。是非手に取ってもらえたら嬉しいです。南 俊夫

アオウミガメ 産卵上陸

©南俊夫

本書の見どころ

本書は子どもから大人まで楽しめる写真絵本として制作されているが、その内容は環境教育の副教材としても活用できるほど充実している。

  • 小笠原諸島・父島のアオウミガメの生態を色鮮やかな写真で紹介
  • 交尾・産卵・孵化・旅立ちまで、命のサイクルを一冊で追体験
  • イルカやクジラ、魚など小笠原の豊かな海に生きる生き物たちも多数登場
  • 護岸工事による砂浜の減少、漂着ゴミなど海の環境問題を学ぶきっかけに
  • 巻末Q&Aでウミガメのことがもっとわかる
  • SDGs「14. 海の豊かさを守ろう」の副教材としても活用可能
アオウミガメの帰る島 本文ページ

©南俊夫

書籍概要

書名 アオウミガメの帰る島
著者 南 俊夫(写真・文)
出版社 文一統合出版
シリーズ 命のつながりシリーズ 第10冊
発売日 2026年6月1日
対象 子どもから大人まで

出版社サイトで詳細を見る

Amazonで購入する

\メルマガ会員募集中/

週に2回、今読んで欲しいオーシャナの記事をピックアップしてお届けします♪
メールアドレスを入力して簡単登録はこちらから↓↓

登録
PROFILE

海とスキューバダイビングの総合サイト・オーシャナ、つまりこのサイトの編集部です。

いろんなニュースや、オーシャナからのお知らせを発信しています。

  • facebook
  • twitter
  • Instagram
  • youtube
FOLLOW