【速報】伊豆の黄金崎ビーチに激レア生物「カエルアンコウモドキ」がお目見え!かわいい姿にもうメロメロ♡

8年ぶりの朗報!
カエルアンコウモドキが登場

オーシャナの皆さん、こんにちは
水中カメラマンの堀口和重です。

ここのところ寒さが一段と強くなってきましたね。
そんな中ですが一昨日、西伊豆の黄金崎では、海の中を一気に温めてくれるような生き物が現れたので、本日撮影してきました。

伊豆ではほとんど情報のないカエルアンコウモドキが登場したのです。
サイズは8㎜と超小型、発見者は黄金崎ダイブセンターの山中康司さんです。

カエルアンコウモドキ、沖縄や奄美大島でも稀に見られる南方種のカエルアンコウの仲間で、黄金崎でも8年ぶりの登場でした!

サイズはなんと8㎜。丸くて小さなフォルムがかわいらしい!(撮影/堀口和重)

サイズはなんと8㎜。丸くて小さなフォルムがかわいらしい!(撮影/堀口和重)

横から撮影した姿。編集部では「ダンゴウオみたい!」との声も。(撮影/堀口和重)

横から撮影した姿。編集部では「ダンゴウオみたい!」との声も。(撮影/堀口和重)

食事のシーンもキュン♪
今ならかわいい姿を見られるチャンス!

また、“モドキ”という少々かわいそう名前がついているのですが、実はこのカエルアンコウの仲間は「エスカ」という疑似餌がない、変わったカエルアンコウの仲間なのです。

普通のカエルアンコウと違い、どうやって餌を食べるのか気になっていたので観察していると、口を開きパクパクと動かしていました。普通に移動しながら、目に入った微生物を食べているようです。

パクパクと口を開いて食事中。か、かわいい……!!(撮影/堀口和重)

パクパクと口を開いて食事中。か、かわいい……!!(撮影/堀口和重)

今年の西伊豆は例年よりも水温が高く、17度台。たくさんの南方の生き物の姿が、今も見られています。
週末は寒さに負けずにぜひ、カエルアンコウモドキや他の南方種を見に行ってみてはいかがでしょうか?

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堀口和重さん
プロフィール

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伊豆の大瀬崎にある大瀬館マリンサービスにチーフインストラクターガイドとして勤務後、2018年4月にプロのカメラマンに転向。
現在は伊豆を拠点に水中撮影から漁風景や海産物の加工まで海に関わる物の撮影を行っている。
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PROFILE
日本を拠点に活動している⽔中カメラマン。カメラマンになる以前はダイビングガイドをしながら数々のフォトコンテストで⼊賞。現在はダイビング・アウトドア・アクアリストなどに関連する雑誌やウェブサイト、新聞などに記事や写真を掲載、水中生物の図鑑や教書にも写真提供している。2019年に日本政府観光局(JNTO)主催の“「⽇本の海」⽔中フォトコンテスト 2019”にて審査委員、2020年には“第28回 大瀬崎カレンダーフォトコンテスト”の特別審査員も務める。近年は訪⽇ダイビングツーリズム促進を⽬的として“NPO 法⼈ Japan Diving Experience”としての活動も⾏っている。
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