「第7回 Blue+写真展×INGRID」12/18まで鍵井靖章氏の故郷・兵庫県川西市で開催

この記事は約3分で読めます。

113名の水中写真愛好家と水中写真家・鍵井靖章氏(以下、鍵井氏)による写真展「Blue+(ブループラス)」。東京では7月に富士フォトギャラリー銀座で開催されて大盛況だったが、12月13日(火)~18日(日)に鍵井氏の故郷・兵庫県川西市の「wedge」にて再度開催される。

関連記事:【祝】水中写真家・鍵井靖章氏が故郷の川西市より市民文化賞を受賞

7回目となる今回の展示は、気鋭のアーティストINGRID氏とのコラボが見どころ。「写真にある色を抽出して、その色を使ってINGRID氏独特のデザインで写真を囲んでもらう」という斬新なアイデアだ。

7月に東京で行われた際に会場を訪れて筆者が感じたのは、水中写真そのものの魅力はもちろん、アートとのコラボレーションのおもしろさだ。海の中にはさまざまな生き物がいて、実に多彩な色、形をしている。アートワークと融合することで、それぞれの被写体のイメージがさらに広がったり、昇華されたりしていて、とても興味深かった。ズラッと並ぶ113名の水中写真を実際に見て、新たな水中写真の世界をぜひ楽しんでいただきたい。

なお会期中は、鍵井氏は全日程在廊予定だそう。プロジェクションマッピングが行われる日があるかもとのこと。さらに最終日の12月18日(日)には19時スタートで、スライドトークショーが行われる。2022年の鍵井氏の活動報告的な内容で、約1時間半を予定。参加費は500円。関西周辺の鍵井氏ファンの皆さんは、ぜひ会場へ!

第7回 Blue+写真展×INGRID 「+写真から抽出した色とデザイン」

■開催期間:2022年12月13日(火)~18日(日)
■開催時間:12:00~20:00
■会場:wedge
兵庫県川西市火打2-15-24
■入場料:無料

関連記事:【祝】水中写真家・鍵井靖章氏が故郷の川西市より市民文化賞を受賞

 

水中写真家 鍵井靖章
1971年、兵庫県生まれ。1993年よりオーストラリア、伊豆、モルディブに拠点を移し、水中撮影に励む。
1998年に帰国し、独立。自然のリズムに寄り添い、生き物に出来るだけストレスを与えないような撮影スタイルを心がける。多彩な視点と色使いが人気で、大胆かつグラフィカルな水中写真で多くの人々を魅了する。一方3.11以降は、震災を経験した海に生きる生命を定期的に記録している。主な写真集に『unknown』(日経ナショナルジオグラフィック社刊)、『不思議の国の海』(PIE International)など多数。
2013年、2015年 日経ナショナルジオグラフィック優秀賞受賞など受賞歴多数。TBS「情熱大陸」、TBS 「クレイジージャーニー」などにも出演。

\メルマガ会員募集中/

週に2回、今読んで欲しいオーシャナの記事をピックアップしてお届けします♪
メールアドレスを入力して簡単登録はこちらから↓↓

writer
PROFILE
大学時代に慶良間諸島でキャンプを行い、沖縄の海に魅せられる。卒業後、(株)水中造形センター入社。『マリンダイビング』、『海と島の旅』、『マリンフォト』編集部所属。モルディブ、タヒチ、セイシェル、ニューカレドニア、メキシコ、タイ、インドネシア、フィリピン、マレーシア、オーストラリアなどの海と島を取材。独立後はフリーランスの編集者・ライターとして、幅広いジャンルで活動を続けている。
  • facebook
  • Instagram
FOLLOW