イソバナに首をつっこんで昼寝をするウミガメ〜岡田裕介の海中時間〜
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今回の写真は、沖縄 ケラマ諸島で撮影した、赤いイソバナに首を突っ込んで昼寝するカメです。
今まで他の地域で撮影したカメは臆病でダイバーを見ると一目散に逃げてしまう個体がほとんどなのですが、ここ慶良間諸島のカメは人間に慣れているからなのか、近づいても逃げる素振りもせず、のんびりしている個体が多いのです。
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この鮮やかなイソバナになぜか頭を突っ込んでのんびりしているカメも実にのんびりしていて、目を閉じ、たまに薄め目を開けたりしながらも全く動かずにゆっくりと撮影させてくれました。
地元の人に「長年ダイバーと接しているケラマのカメはダイバーに慣れていて、次世代にもそのDNAが受け継がれてるから逃げないんだよ」と聞いた事があるのですが、どうなのでしょうか?