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写真家・岡田裕介が見た2年目のトンガとザトウクジラ閲覧無制限

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現地からレポート

今年度のトンガでのホエールスイム前半が終了し、後半のスタッフ、オーシャナの寺山さんと交代し帰国しました。

帰国し数日たった今も、トンガの真っ青な海を優雅に泳ぐザトウクジラの美しい姿が脳裏に焼き付いて離れません。

トンガのザトウクジラ(撮影:岡田裕介)

今年で2年目のトンガでのザトウクジラスイムでしたが、ここ数年よりも水温が低かったのが良かったのか、11年目の越智さんも驚きのクジラの多さでした。

ザトウクジラの行動には、探す目印にもなる、水面から潮を噴き出すブローや、オスがメスを巡って戦うヒートラン、水中で出会えば体に振動が伝わるほど大音量の水中ソング、体の3分の2以上を水面から出すほどのブリーチングに、大きな音を響かせて胸びれで大きく水面を叩いてみたり、クジラの動きはどれも興味を引かれるものばかりで、彼らのショーを見ているようで、毎日見ていても飽きる事はありません。

トンガのザトウクジラ(撮影:岡田裕介)

その中でも僕が一番好きなのは、休息をしているのか同じ場所に留まり、ゆっくりと過ごしている親子の様子を観察する事。

親の動きはわりと単調なのですが、子供の中には水面まで浮上して呼吸した後に母親ではなくエスコートしているオスの元に間違えて帰ってしまうおっちょこちょいな子供がいたり、近くで観察している僕らに近づいて来て興味津々な様子で周りをグルグルと回ったりと、子供もそれぞれ動きに個性があって面白いのです。

親子の多かった今年は、その機会にかなり恵まれていたので、大満足な毎日でした。

トンガのザトウクジラ(撮影:岡田裕介)

地球上で最大の動物と言われているクジラの仲間たち。
その中でもザトウクジラは回遊の移動スケールも大きく、トンガでの生活は彼らの1年の中ではほんの一部。

夏の時期には南極付近で捕食して過ごす、そんな彼らの一年の生活を想像するだけでワクワクします。

同じ地球上にこんなにも巨大な生物が生きていて、水中に入って一緒に泳ぐ事が出来るなんて本当に凄い事。

ジンベイザメもマンタも水族館で見る事が出来るけど、ザトウクジラはのいる水族館なんてないから、そんな意味でもトンガは貴重な場所なんですね。

トンガの島と青い海(撮影:岡田裕介)

国民の多くが敬虔なキリスト教徒であるトンガは、法律で日曜日は働いてはいけない決まりになっているので、街中を歩いているのは正装をして教会へ人々ぐらいで島中がゆったりモード。

そんな日は当然海にも出られないので、僕らはボートクルーの家に招待してもらって、子豚の丸焼きをごちそうになったり、穏やかな休日を満喫。

トンガの島民の人々(撮影:岡田裕介)

ガリバー旅行記の巨人の島のモデルになったと言われているトンガの人々は、大柄な人が多く、一見は迫力がありますが
、実際は穏やかで優しく人が多くて、そんなトンガの人々と過ごすのも楽しみのひとつです。

ホエールスイムの行われるヴァヴァウ島は、トンガの首都から約500km、飛行機で約1時間ほどの田舎の離島ですが、この時期に集まるホエールウオッチングのお客さんや世界各地からやってくるヨットマンの寄港地になっている為、西洋風のレストランがそこそこあるので、食事にも困る事はそんなにありません。

トンガの夕焼け(撮影:岡田裕介)

トンガでのザトウクジラとの付き合いはまだまだ始まったばかり。

今後はこの海に通い始めて今年で11年目の越智さんのように5年、10年とここのザトウクジラを見守っていけたらと思っています。

2015年のトンガホーエルスイム

来年もガイドスタッフとして参加します。
お盆からシルバーウィークにかけての7週間、トンガにてホエールスイミングを開催の日程が決定しています。
ご興味がある方は以下よりお問い合わせをお願いします。

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