世界で一番ジンベエザメを撮れる海! ~越智隆治と行くセブフォトツアー~
2016年6月1~5日、今回で5回目となる「越智隆治と行くセブフォトツアー」を開催しました。
お世話になったのは、毎年フォトツアーを開催しているブルーコーラルさん。
皆さん持参のカメラでねお撮影が基本ですが、今回はマクロ・ワイドともにレンタル機材も用意し、希望者は一眼レフ(マクロ)やパナソニックのGH4ミラーレス・GX8ミラーレス(ワイド)の機材を使用し、撮影を楽しみました。
ダイビングポイントに合わせて撮影ブリーフィング
「まとめて一気に撮影のアドバイスやポイントをつめ込まれても忘れちゃう……」というご希望にこたえ、それぞれのダイビングポイントに合わせて、都度、撮影のワンポイントアドバイスやブリーフィングを行うことに。
初日の1本目は、ジンベエザメと泳げることで人気のオスロブ。
ジンベエザメは撮影の被写体としては大きいので、撮影だけでなく、一緒に泳ぐだけで楽しく、「老眼の心配もなくていいね」なんて声も(笑)。
セブ一発目として、とても良いスタートです。
オスロブでは、ストロボの発光は禁止なので、外づけのストロボははずし、内臓ストロボはOFF。
ジンベエのシルエットの撮影方法や、ジンベエを撮影するうえで注意したいことを越智カメラマンよりレクチャーされ、撮影に挑みました。
この日は10m級の大きい個体2匹、子供サイズ2匹の計4匹に遭遇。
「ジンベエザメに逢いたい!」と今回参加してくれた初セブの女性は、「ジンベエに逢えたのは嬉しいんだけど、こんなに寄れると思わなかった。近すぎてちょっと怖かった」と、あまりにも人に動じないジンベエザメに驚きを隠せない様子。
ジンベエザメのいるポイントには、ジンベエ保護もあり、バンカーボートが近づいてよいエリアにブイが打ってあり、そのブイとブイの間をロープでくくってあります。
はたからみたら、“ジンベエザメが飼われている”と思うかもしれません。
今回初めてオスロブに来た参加者は、「え、あれ飼われているんじゃないんですか!?」とびっくりといった表情。
オスロブのジンベエザメはローカルの人が朝早くからオキアミなどで餌づけはしているものの、網などで囲ってはいないので、いたって普通の“野良”ジンベエ。
オスロブは彼らにとって単なるレストランか職場でしかなく、毎朝出勤(?)してくるのです。
さて、参加者の皆さんがどんな写真が撮れたのかといえば、こんな感じ。
今、最もジンベエザメと逢える海、セブのオスロブで、ジンベエ三昧、撮影三昧のスタートとなりました。
※2017年の6月にも、セブでのフォトツアーを計画中です。
詳細が決まりましたら、またご報告します。