パースのアシカスイム2日目

今年も、パースでのアシカスイムが始まりました。WEB-LUEのスペシャルトリップとして、同じく水中カメラマンのきゅうちゃん(古見きゅう)と一緒に開催するようになって、今回で5年目。
自分は1998年からなので、すでに10年以上前から、このカナック島でのアシカスイムを行なっていることになる。
長いな・・・・。

パースのアシカスイム(撮影:越智隆治)

当初今シーズンになってから開催されたアシカスイムなどの情報が入ってきていて、「今年はアシカが2〜3頭と極端に少ない」と言われていたので、心配していたのだけど、初日には、13〜14頭と、例年よりは確かに少ないけど、まあまあの個体数。
それに天気も良くて、アシカたちも一度に6頭くらいで海に入ってきてくれたりと、初日からかなり泳ぐことができた。

パースのアシカスイム(撮影:越智隆治)

しかし、日曜日ということもあって、ローカルの人たちのボートがやたら多い。
まあ、毎年のことなので、「想定内」なのだけど。船の数は60近くだった。

しかも、結構大きな船がビーチの近くまで寄せて、アンカリングしていたので、アシカと泳いでいる人たちの姿が船の影に隠れて見えなくなったり、近づいてくるアシカたちが皆から見えなかったりしていて、少し大変だった。

そして、2日目の今日もアシカの個体数は15〜16頭。カナック島に到着してすぐに、ビーチまで泳いで行き、そこで寝ていたアシカたちを誘い出してみると、5〜6頭が一気に海に入ってきて一緒に泳ぐことができた。
天気も良いし、アシカも沢山いるので、皆ウエットスーツを脱いで泳いでいた。

パースのアシカスイム(撮影:越智隆治)

その後も、良いタイミングで何度もアシカたちが海に入ってきてくれたので、この日は皆満足して帰路についた。
明日も沢山泳げるといいな。

\メルマガ会員募集中/

週に2回、今読んで欲しいオーシャナの記事をピックアップしてお届けします♪
メールアドレスを入力して簡単登録はこちらから↓↓

writer
PROFILE
慶応大学文学部人間関係学科卒業。
産経新聞写真報道局(同紙潜水取材班に所属)を経てフリーのフォトグラファー&ライターに。
以降、南の島や暖かい海などを中心に、自然環境をテーマに取材を続けている。
与那国島の海底遺跡、バハマ・ビミニ島の海に沈むアトランティス・ロード、核実験でビキニ環礁に沈められた戦艦長門、南オーストラリア でのホオジロザメ取材などの水中取材経験もある。
ダイビング経験本数5500本以上。
  • facebook
  • twitter
FOLLOW