サイケなマクロ天国 @タイ・南アンダマン海

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秘境・南アンダマンの海へ

タイ深南部の入口・トラン。
「Anantra Si Kao Resort&Spa(アナンタラ・シーカオ)」に滞在し、
トラン近海の海でダイビング2日目。


■リゾートの場所は→こちら

と、ダイビングの前に……。

ここトランの海域はジュゴンのすむ海として知られ、
同行の石川カメラマンもここでジュンゴンを見ているのだとか。

しかし、津波などの影響でジュゴンの食べるアマモが減ってしまい、
国をあげてアマモを植える活動を行なっている。
そんなアマモ移植・体験に参加。

岩壁に囲まれた浅瀬を歩いていくと……
 

ジュゴンがアマモを食んだ跡が!!!

皆でアマモを植える。

こうした活動で徐々にジュゴンが戻りつつあるのだとか。
興味がある方はぜひご参加を。

さて、ダイビング。

そびえ立つ巨大な石灰岩質の岸壁周辺のエメラルドグリーンの海を潜る。
 

この辺りは、川からの水が流れ込むため、水中もエメラルドグリーン(笑)。
なので、マクロ中心のダイビングで、毎日潜っている中の変化球、
もしくは遠征トリップから帰る3本目に潜るスポットといった位置づけ。

水中のイメージはサイケデリック。

幾何学的なコーラルがいっぱい。
 
 

なんといってもウミウシが多い。
どぎつい色が混沌としているようにみえて整然と配色されている。
 

というか、多過ぎ。

根の上や水面近くは相変わらずの魚の数。
 

定番の人気者たちも。
 

ん?

ひゃ〜

そして、この日の目玉はタイガーテールシーホース。

その名の通り、虎の尾のような模様をしたタツノオトシゴの仲間で、
アンダマン海の人気者。計3個体とご対面。

カメラ片手にマクロ撮影に没頭し、
美しい景観とのんびりした1日を楽しんだのでした。

夜は地元の現地サービスやホテル関係者と交流会。
日本人ダイバーにはまだまだ馴染みのない海だが、
徐々に受け入れ態勢が整いつつあるようだ。注目。
 

■Dコミュ企画のタイ・ツアー開催! (7/23〜28)
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PROFILE
法政大学アクアダイビング時にダイビングインストラクター資格を取得。
卒業後は、ダイビング誌の編集者として世界の海を行脚。
潜ったダイビングポイントは500を超え、夢は誰よりもいろんな海を潜ること。
ダイビング入門誌副編集長を経て、「ocean+α」を立ち上げ初代編集長に。

現在、フリーランスとして、ダイバーがより安全に楽しく潜るため、新しい選択肢を提供するため、
そして、ダイビング業界で働く人が幸せになれる環境を作るために、深海に潜伏して活動中。

〇詳細プロフィール/コンタクト
https://divingman.co.jp/profile/
〇NPOプロジェクトセーフダイブ
http://safedive.or.jp/
〇問い合わせ・連絡先
teraniku@gmail.com

■著書:「スキルアップ寺子屋」、「スキルアップ寺子屋NEO」
■DVD:「絶対☆ダイビングスキル10」、「奥義☆ダイビングスキル20」
■安全ダイビング提言集
http://safedive.or.jp/journal
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