絶海の5島で最終ダイブ @タイ・南アンダマン海

秘境・南アンダマンの海へ

前日に引き続き、「Anantra Si Kao Resort&Spa(アナントラ・シーカオ)」に滞在し、
トランの海でダイビング最終日。

“5つの島”を意味する群島、「コ・ハー(ハー島)」を目指す。
前日の近海に比べて周囲に何もなく、
潮あたりも良いので期待も高まるばかり。

港からおよそ2時間。その名のとおり、居並ぶ5つの島が見えてくる。

ロッククライマーの聖地としても知られるタイ南部は、
激しく切り立った石灰岩質の島々が見どころ。
海に浮かぶ島々は、根元を波にえぐられ、
わずかな栄養分を奪い合うように緑がへばりついている。
 

こうした奇岩の景観が水中まで続き、
ダイビングではケーブとその周辺にすむ生き物を楽しめる。

縦穴から横穴までブルーホールがところどころで口を開ける。

ケーブの中は暗闇を好む魚たちの宝庫。

 

半水面のケーブもあって、下からのライトアップされる水面は幻想的。

ケーブから出るときの解放感、眩さがたまらなく好き。

暗闇が徐々に光に侵食されていく解放感。
出た瞬間、強烈な光でくらくらする眩さ。

そして、この海の場合、さらにその先がある。

魚の壁。圧倒。

あ〜、気持ちいい。

ダイビングの合間はスノーケリングが楽しめる。
 

迫力あるケーブスポットだけでなく、白砂広がるのんびりスポットもあって、
タイの最終ダイビングはここでまったりと。

 
 

気がつくとマイ・バディの腰にお土産が!


写真を撮っているとき、知らぬまについていたんだとか(笑)

あっという間の3日間ダイビング。
 

今回、大物は出ず、透明度もいちまいではあったがそれも海。
それでも、大物のポテンシャルはビンビンに感じられ、
独特の雰囲気と、とてつもない魚群、
そして何より手つかずの自然を楽しむダイビングとなったのでした。

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PROFILE
法政大学アクアダイビング時にダイビングインストラクター資格を取得。
卒業後は、ダイビング誌の編集者として世界の海を行脚。
潜ったダイビングポイントは500を超え、夢は誰よりもいろんな海を潜ること。
ダイビング入門誌副編集長を経て、「ocean+α」を立ち上げ初代編集長に。

現在、フリーランスとして、ダイバーがより安全に楽しく潜るため、新しい選択肢を提供するため、
そして、ダイビング業界で働く人が幸せになれる環境を作るために、深海に潜伏して活動中。

〇詳細プロフィール/コンタクト
https://divingman.co.jp/profile/
〇NPOプロジェクトセーフダイブ
http://safedive.or.jp/
〇問い合わせ・連絡先
teraniku@gmail.com

■著書:「スキルアップ寺子屋」、「スキルアップ寺子屋NEO」
■DVD:「絶対☆ダイビングスキル10」、「奥義☆ダイビングスキル20」
■安全ダイビング提言集
http://safedive.or.jp/journal
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