2023年の干支、卯(うさぎ)っぽい海洋生物のocean+αオリジナル年賀状を、メルマガ登録でGET!

2022年も残すところあと9日!毎年12月に入ると1年があっという間に過ぎたなと感じるのはなぜでしょうか…。そんなことを考えている間にやってくる2023年の干支は卯年(うさぎどし)。そこで、干支を意識した海洋生物の写真を水中カメラマンの堀口和重氏(以下、堀口氏)と水中写真家の上出俊作氏(以下、上出氏)に提供いただき、2種のオーシャナオリジナル年賀状を作成しました!去年同様、メルマガ購読に登録いただいた皆さまにプレゼント。気になる海洋生物を早速見ていこう。

海の卯(うさぎ)に選ばれた海洋生物は?

堀口氏、上出氏ともに、「うさぎっぽい海洋生物の写真はありますか?」という編集部の無茶振りに応えてくださり、それぞれの海洋生物のうさぎらしさが楽しめる2枚が出揃った。

堀口氏が激写!運が良ければ見られる「ウサギトラギス」がうさぎになる瞬間

まずは、堀口氏が大瀬崎の湾内で撮影した「ウサギトラギス」のオリジナル年賀状からご紹介。
ウサギトラギスは、伊豆大瀬崎など一部の海で見ることができる生物。この特徴的な背ビレがウサギの耳のように見えることから「ウサギトラギス」と命名されている。背ビレは基本閉じていて、オスが求愛行動をするときにだけ立てるのだとか。

また、普段は深海に住んでいるが、産卵時期の春から初夏にかけて水深10mのところに現れる、とってもレアな海のうさぎ。鮮やかな体に凛々しい横顔が年賀状にふさわしい一枚だ。

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上出ワールド全開!緑色のはずがなぜか青かった「ウサギモウミウシ」

写真提供のご相談をした際、「うさぎ」を「うなぎ」と見間違え、「ごめん!うなぎの写真はない気がする!チンアナゴぐらいかな」という面白い勘違いにより編集部内の笑いをかっさらっていった上出氏が、沖縄本部にあるダイビングスポットのゴリラチョップで撮影した「ウサギモウミウシ」。

砂底に生えるコテングノハウチワという海藻で暮らしていて、大きさは5~6ミリ程度。触角がうさぎの耳に似ていることから「ウサギモウミウシ」と命名されている。
また、触角の間の黒色の2つの斑点が目に見え “ひつじのショーン”にもみえるとも言われている。まさかの、未(ひつじ)年の海洋生物としてもいける二刀流生物だった(笑)。上出氏曰く、普通「ウサギモウミウシ」は緑色をしているのだが、この子はやけに青かったという。こちらも別の意味でレアな生き物が2023年の年賀状に選ばれた。

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2023年のダイビングで出会いたい海の生き物のウィッシュリストに、「ウサギトラギス」「ウサギモウミウシ」の2匹を入れるのもあり!古くから続く日本の文化である年明けの挨拶に、海の生き物を取り入れて、年明け早々に海の話題で盛り上がってもらえると嬉しい。

年賀状デザイン:田中佑季

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PROFILE
奄美在住。高校生の時にブラジル留学を経験。泳ぐのが苦手で海とは縁がない人生だと思っていたが、オーシャナとの出会いを通じてOWD(BSAC)を取得。オーシャナを通じ、環境問題や海のことについて勉強中。
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