【伊豆大島】常春の島だより by 有馬啓人

みなさん、こんにちは。
伊豆大島・グローバルスポーツクラブの有馬です。
「春」と言えば、伊豆大島は常夏ならぬ「常春の島」と呼ばれています。
年間平均気温も本土よりは、2〜3度は高いです。

そんな大島は今、大島桜が咲き始めました。
早咲きの桜で、3月の下旬には散ってしまいます。
白い花が可憐で実に綺麗ですよ。

さて、水中も段々と春めいてきました。
伊豆方面で春というと「春濁り」が来て
あまり良いイメージはありませんが、大島はそんなに酷くは濁りません。
勿論、今現在は透明度15mと非常に良いコンディションです。

水中は、ウミウシが多くなってきました。
時に人気なのはツノザヤ系です。

 
ウデフリは勿論、カンナツノザヤウミウシの数も多く見られます。

水温は14〜15℃とまだ冷たく、そろそろ華やかな魚達も力尽きて
姿を消してしまいそうです。
そんな中、普通種のオシャレハナダイ等が、我々を楽しませてくれます。

他のハナダイ達も元気ですよ〜

でも、まだしぶとく生き残ってるフリソデエビも居たりして〜

この時期まで、大島でフリソデが見られるのは
驚異的な出来事です。

そろそろ、アカグツやミズウオ等の深海魚にも期待が集まります。
皆さん、冬眠せずに海にでましょうね〜

この記事はミクシィのコミュニティ
「現地プレス」の第6号「春」のテーマに現地ガイドの皆さんが投稿したものを
許可を得て転載させていただいています。
こちらも併せてご覧ください!

 

PROFILE
有馬啓人
Hiro Arima

伊豆大島の《グローバルスポーツクラブ》で
ダイビングガイドとして活躍中のヒロさんこと”アリマッチ”。
大学卒業後、学生時代から通っていた島の魅力に取りつかれ、
親の制止を振り切って大島へ。
当初は、時間が有れば魚の図鑑を開いて猛勉強。
数年前からはまったヤドカリで、今やこの世界で
“右に出るものは無い”位の勢い!!
魚も1,000種類を目指して、頑張ってるぞ〜!

大島で発見したヤドカリを公開したHP
http://www15.plala.or.jp/yadokari/index.htm

グローバルスポーツクラブ
http://www.global-ds.com/

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