父親も子育てに参加しないとね。。。(^^;)
10月の後半はフグ目魚類の社会行動を研究している千葉県博の川瀬さんが屋久島に来ていて、いろいろと教えて頂き、前から知りたかったシマキンチャクフグの産卵らしき行動を確認することができた。
いや〜何というか超地味な産卵だった。(笑)
そして、そこに至るまでの過程が長い!長い!
それはそれで面白かったのだが、産卵自体は短い海藻の生えた岩肌にお腹をつけて静止するメスにオスが10秒くらいじっと寄り添って行う産卵だった。
むしろ、そこに至るまでの過程のほうが面白かった。
産卵床を均して卵を産みやすくするメスと、たまにメスのお腹にキスしながら片時も離れないオス。
テリトリーが被っているヒレナガスズメダイに頻繁に追い立てられ、噛みつかれ、それでも負けずに繰り返し産卵床に戻ってくるメスとオス。
噛みつかれるのはいつもメスの方だった。
産卵床の決定から産卵後も卵が定着するまで世話をしているのはメスの方。
つまり、メス主導の産卵&子育て(卵保護)。。。
オスは産卵を終えると、プイっとスグにどこかに去ってしまった。
ま〜何というか。。。シーズン中のうちと一緒かも。。。これ。(^^;)
暇になってくるこれからのシーズンはしっかり子育てに参加して、父親としての役割を果たしていかねば。。。