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安全に、安心して海を楽しむために知っておきたい ダイビングショップの新型コロナ対策まとめ閲覧無制限

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オーシャナ・プロ

全世界で猛威を振るっている新型コロナウイルス感染症。まだ収束の兆しは見えてこないが、国内に限れば6月19日に都道府県間の移動自粛が解除され、各地のダイビングエリアへ出かけるダイバーも増えてきている。そこで安全、安心してダイビングを楽しむために、ダイビングショップが講じておきたい「新型コロナウイルス対策」について考えてみたい。

ダイビングの再開が本格化し始めた
今こそ、コロナ対策を再確認

6月19日からは県跨ぎの移動も自由になり、
国内ダイビングエリアへ潜りに行けるように

長い営業自粛期間を経て、日本各地のダイビングショップは続々と営業を再開。待ちに待った海を楽しもうと、多くのダイバーが繰り出し始めている。海中での新型コロナウイルスの感染リスクはほとんどないと言われているが、ゲストダイバーたちがエントリーするまで、そしてエキジットしてから帰路につくまでといったように、ダイビングショップは海中以外のシチュエーションまで感染予防対策を準備しておかなくてはならない。

すでにDAN JAPAN、JLDA(一般社団法人 日本レジャーダイビング協会)、JSA(一般社団法人 日本スクーバダイビング協会)、PADIなどからは、新型コロナウイルス感染症対策のガイドラインが出されている。これらのガイドラインを参考に、ダイビングショップが取るべきウイルス対策、そして私たちダイバーが“withコロナ”の時代に心がけておきたい安全のための心得などをおさらいしていこう。

【各団体から出されているガイドライン】
DAN JAPAN
JLDA
JSA
PADI

「withコロナの時代」に、ダイビングを
楽しむために必要な新常識とは?

本題に入る前に、まずはすべての業種に共通する「新型コロナウイルス感染症の拡大を防止するためのチェックリスト」を参考に、受け入れるショップ側、訪れるダイバー側、それぞれが気をつけたいウイルス対策を紹介しよう。

▶︎【厚生労働省、職場における新型コロナウイルス感染症の拡大を防止するためのチェックリスト】

感染防止のための基本的な対策
■感染防止のための3つの基本 
①身体的距離の確保 ②マスクの着用 ③こまめな手洗い
ショップ内はもちろん、ダイビングボートの上などでも、なるべく人との間隔は、できるだけ2m(最低1m)以上空ける。また施設の入り口に手指消毒用のアルコール消毒液を設置し、従業員・利用者共に手指の消毒を行う。ショップの室内では、マスクを着用。

■「三密」の回避
“三つの密”(密集、密接、密閉)を回避する行動をとる。また咳エチケットの周知、こまめな換気も徹底する。

■日常的な健康状態の確認
ダイビングショップのスタッフは出勤前に体温を確認、風邪症状や発熱の有無などの日々の体調を確認。利用するダイバーにも、体調が思わしくないときの来店を控えるように事前にホームページなどで周知する。

このほか、長時間の時間外労働を避けるなど、疲労が蓄積しないような配慮、十分な栄養摂取と睡眠の確保についての周知、そして「新しい生活様式」で示された「働き方の新しいスタイル」への取組も必須となる。
とはいうものの、インストラクターやガイドがダイバーをエスコートするダイビングショップでは、ゲストとの対面が基本。ショップの施設内では、マスクやフェイスシールドを着用し、換気を心掛けることが欠かせない。

感染防止のための具体的な対策

■基本的な対策
①換気の悪い密閉空間 ②多くの人が密集 ③近距離での会話や発声の「3つの密」を
同時に満たす行事等を行わないようにする

換気については、1時間に2回程度、窓を全開する。密集を避けるためにソーシャルディスタンスを徹底するなど、この項目は社会のあらゆる場面で共通する対策だ。さらにトイレの清掃(不特定多数が接触する場所は清拭消毒を行う、汚物を流すときは蓋を閉めるなど)、ゴミの廃棄(ゴミを回収する人は、マスクや手袋を着用する等)などにも気をつけたい。

しかし一般のオフィスでは、上記のような対策を講じることはそれほど難しくないかもしれないが、「ダイビングショップ」という、ゲストとインストラクターやガイドが一緒に行動する場面が多い場所では、現実には「どのようにすればいい?」と戸惑う場面もあることだろう。
そこで次に、ダイビングショップならではの「新型コロナウイルス対策」のポイントを紹介していこう。

>>次のページ:「こんな対策をしているショップは安全」ダイバーが安心できる店のチェックポイント

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