シンガーソングダイバーORICAの島たびレポート(第1回)

奄美が私にもたらした奇跡〜奄美瀬戸内町観光大使・シンガーソングダイバーORICAが語る〜

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ORICA

photo:Takuya yoshida

島が好きで、日本全国の島を巡ってライブしたい!そんな夢を持ちながら歌をうたっているシンガーのORICAです。今回は私が観光大使も務める奄美大島の南部、瀬戸内町の海と自然、そして町の魅力をお伝えします。

憧れの奄美大島との出会い

そもそも奄美へ抱いた憧れの気持ちは、父が赴任先の鹿児島で奄美へ訪れたことからでした。「素晴らしい島だ!」と、当時手紙かFAXか忘れたが、奄美瀬戸内町出身の歌手、元ちとせさんがブレイクした年でもあったので「100年に一度の歌姫だ!」というメッセージと共にCDが送られてきたのでした。

そんな憧れの島“奄美大島”に初めて訪れたのは2016年。奄美大島に行けるキャンペーンに「当たる気がする!」と根拠のない自信で応募し、運気をフル活用した私はみごとに当選してしまったのです。”無料”で行って”無料”で泊まったその旅が、奄美にドハマりする思いがけないスタートになったのでした。

島好きの私としてはこの奄美旅でも歌える場所を探していました。そうしたらなんと宿泊した瀬戸内町のホテルの真隣にセッションができるレストランがあるではないですか!そこで出会った地元の音楽好きのみなさんと意気投合。そして半年後には奄美でのライブを果たし、2年後の2018年にはこの島にどっぷり浸かった私は瀬戸内町の観光大使を務めさせていただけるまでになりました。

奄美大島瀬戸内町観光大使

手付かずの自然が広がる奄美大島

九州と沖縄県の間に位置する奄美大島は、今でこそ格安航空LCCが就航したことでお手軽に行くことができますが、以前は国内でありながら東京からウン十万円もかかる遠い遠い場所でした。奄美空港は島の北部にあり、最南端の瀬戸内町へ行くには車で2時間以上かかります。

島の観光地で群を抜いて有名な沖縄と比較すると、まだそれほど知名度があるわけでは無い奄美は空港もコンパクトで、飛行機を降りてすぐに美しい海岸が待っています。そこからさらに80kmかけて行く瀬戸内町には、もっともっと手付かずの大自然が目の前に広がっているのです。

「奄美ってえ〜っと・・・沖縄?」
「いえ、鹿児島県なんです。」

まずはそこから会話が始まることが多い。名前は知ってるけど行ったことはない、そして場所もよくわからない。でもそのくらいの認知度が、実は奄美の魅力を生み出している要素の一つなんだと私は考えています。

photo:Takuya yoshida

どこか懐かしい気持ちにさせてくれる奄美最南端のまち、瀬戸内町

みなさんは島に来てなにを望みますか?せっかくのキレイな海で写真を撮ろうとするとどうしても人が写りこんでしまう…という心配はほぼいりません。プライベートビーチですか?その辺に山ほどあります。広告で見るような碧い海、カラフルなお魚さんたち、テレビや映画でロケ地として使われるほど美しい大自然がそこにはあります。

でも、そんな素敵な環境を気取らず、飾らない雰囲気が心地よいのが瀬戸内町。リゾートのおしゃれなお店がズラ〜っと並んでいる場所は無く、昔ながらのたたずまいのお土産屋さんや商店があって、初めて来ても懐かしさを感じる親しみのある町です。

とはいえスーパーもファミレスも生活圏内に十分あるし、5年ほど前までは24時間チェーン店はなかったけど、今は瀬戸内町にもファミマが1軒あるので意外と便利に過ごせます。

photo:Takuya yoshida

呼吸を忘れてしまいそうな美しさを水中で感じて

瀬戸内町でもっともオススメしたいのは、奄美と加計呂麻島の間を流れる大島海峡。

マネン崎展望台から見下ろす嘉鉄ブルーは絶景です。もちろん水中には豊富なサンゴと多彩なお魚がたくさんいます。毎年12〜4月頃にはザトウクジラが優雅に泳ぎ、その季節が終わる頃からは奄美の固有種アマミホシゾラフグが海底に謎のサークルを作るところを見ることができます。

そんな大島海峡を潜っていたある日、あまりの美しい海の中で息をすることを忘れてしまいそうになった私は、不思議なことに分厚い窮屈な殻から身体がスポーンと抜けるような感覚に陥ったのです。

日頃あまり意識していないけど、案外時間に追われて考え事で頭がいっぱいだったのでしょう。水中の楽園に身を解放したら、背負っていた重たい鎧みたいな物が一気に剥がれ落ちたのを感じました。奄美の海には浄化作用があるのかな…なんて。

みなさんも思い切って島に行ってみてはいかがでしょうか。時間を忘れて、たまには心の休息を。

プロフィール:シンガーソングダイバー・島巡りシンガーORICA

2018年11月11日より、奄美瀬戸内町観光大使に就任。海好き、島好き、潜るのが大好き「シンガーソングダイバー」としても活動し、奄美大島、伊豆大島では度々ワンマンライブやツアーを開催している。

奄美の離島、加計呂麻島ハーフマラソン大会2018ではゲストシンガーとして歌唱。今後は美しい島々を巡って全国島ツアーを目指している。

JAZZ好きの父親の影響で自然と歌うことに興味をもつようになり、ミュージカル好きが高じてORICAが描く歌は映画や舞台の物語を彷彿させ、オリエンタルな雰囲気と繊細な包み込む歌声で独特な世界を作り出す。

現在都内ライブハウスを中心に活動する傍ら、ラジオパーソナリティー、野外ライブ、ショッピングモールイベント、企業イベントなどに出演。

出会った人や自然のパワーを源に、何十倍もの愛に変換したORICAの歌で、みなさまにハッピーをお届けします!

2014年7月20日 1stミニアルバム『Cloud nine』リリース
2015年7月19日シングル『Blue bee』をリリース
2016年11月14日 2ndアルバム『Love goes around』リリース
2018年10月17日 3rdアルバム『flow』リリース

公式HP:http://orica.main.jp/main.html
Instagram:https://www.instagram.com/orica_music/
Twitter:https://twitter.com/aqua_orion
YouTube:https://www.youtube.com/user/TakuyaMusicLive/featured
blog:https://ameblo.jp/orioriorionza/

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PROFILE
2018年11月11日より、奄美瀬戸内町観光大使に就任。海好き、島好き、潜るのが大好き「シンガーソングダイバー」としても活動し、奄美大島、伊豆大島では度々ワンマンライブやツアーを開催している。

奄美の離島、加計呂麻島ハーフマラソン大会2018ではゲストシンガーとして歌唱。今後は美しい島々を巡って全国島ツアーを目指している。

JAZZ好きの父親の影響で自然と歌うことに興味をもつようになり、ミュージカル好きが高じてORICAが描く歌は映画や舞台の物語を彷彿させ、オリエンタルな雰囲気と繊細な包み込む歌声で独特な世界を作り出す。

現在都内ライブハウスを中心に活動する傍ら、ラジオパーソナリティー、野外ライブ、ショッピングモールイベント、企業イベントなどに出演。

出会った人や自然のパワーを源に、何十倍もの愛に変換したORICAの歌で、みなさまにハッピーをお届けします!

2014年7月20日 1stミニアルバム『Cloud nine』リリース
2015年7月19日シングル『Blue bee』をリリース
2016年11月14日 2ndアルバム『Love goes around』リリース
2018年10月17日 3rdアルバム『flow』リリース

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