八丈島近海が舞台、ホエールウォッチングも!? 劇場版『名探偵コナン 黒鉄の魚影』

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なぜocean+αで人気アニメ『名探偵コナン』の紹介をするのだろう?と思う方もいるのではないだろうか。というのも、4月14日公開の『名探偵コナン』の劇場版シリーズ第26作目となる最新作『名探偵コナン 黒鉄(くろがね)の魚影(サブマリン)』の、舞台はダイバーにもお馴染みの東京・八丈島近海で、コナン達少年探偵団はホエールウォッチングをするのだというのだ。予告映像には一瞬だが、潜水作業を行うと思われるダイバーの姿も。日本の海が舞台とあらば、ocean+α編集部もその内容が気になるところ。ここでは、本作とともに八丈島のホエールウォッチングについても紹介したいと思う。

八丈島近海にある海洋施設「パシフィック・ブイ」で繰り広げられる絶体絶命のオーシャンバトルロイヤル

まずはあらすじを簡単に紹介しよう。今回の舞台は、東京・八丈島近海。世界中の警察が持つ防犯カメラをつなぐための海洋施設「パシフィック・ブイ」の本格稼働に向けて、ヨーロッパの警察組織が管轄するネットワークと接続するため、世界各国のエンジニアが集結。そこでは顔認証システムを応用した、とある「新技術」のテストが進められていた。一方、八丈島にホエールウォッチングに来ていたコナンたち少年探偵団のもとへ、ヨーロッパの警察組織の職員のひとりがドイツで黒ずくめの組織・ジン(※)に殺害された、という一本の電話がかかってくる。
※麻薬の密売や重要人物の暗殺を行なっているとされる犯罪組織「黒づくめの組織」の幹部であり、コナンの最大の宿敵

不穏に思ったコナンは「パシフィック・ブイ」内に潜入すると、ひとりの女性エンジニアが黒ずくめの組織に誘拐される事件が発生。さらに彼女が持っていた、ある重要な情報を記すUSBが組織の手に渡ってしまう。そして八丈島に宿泊していたコナンの仲間にも、黒い影が忍び寄る…、という内容になっている。

果たして、八丈島近海を舞台にして、どのようなドラマが繰り広げられるのだろうか。
▶︎劇場版『名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)』

引用:劇場版『名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)』

八丈島では実際にホエールウォッチングツアーを開催

最後に、本作を観るうえでぜひ予習しておきたい、コナン達少年探偵団も体験する八丈島のホエールウォッチングについても紹介しよう。
ホエールウォッチングを実際に体験できる場、というと沖縄や鹿児島・奄美大島をイメージする方が多いと思うが、伊豆諸島の中で比較的南に位置する八丈島近海でも11月下旬から4月上旬にかけてザトウクジラが目撃されている。また、本作で描かれているように、実際にホエールウォッチングツアーも開催しており、2021-22シーズンの遭遇率は85%なんだとか。
八丈島観光協会も公式Twitterで投稿している。
https://twitter.com/go_hachijo_jp/status/1598228088764002304

ちなみに、お気づきの方もいるかもしれないが、本作が公開する4月14日は、ちょうどホエールウォッチングシーズンが終了するタイミング。ぜひ、本作公開前の予習として八丈島を訪れてみるものいいかもしれない。
八丈島ザトウクジラの特設サイト
▶︎八丈島ホエールウォッチング

予告映像には、八丈島を象徴する「八丈富士」と思われる綺麗な円錐型をした山もしっかり描かれている。八丈島を訪れたことがある人にとっては、非常に親近感を持って本作を楽しむことができそうだ。今から公開が待ち遠しい。

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PROFILE
0歳~22歳まで水泳に没頭し、日本選手権入賞や国際大会出場。新卒で電子部品メーカー(広報室)に入社。同時にダイビングも始める。次第に海やダイビングに対しての想いが強くなりすぎたため、2021年にオーシャナに転職。ライターとして、全国各地の海へ取材に行く傍ら、フリーダイビングにゼロから挑戦。1年で日本代表となり世界選手権に出場。現在はスキンダイビングインストラクターとしてマリンアクティビティツアーやスキンダイビングレッスンを開催。
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