凄すぎる海! オーストラリア レディエリオット島 [LADY ELLIOT ISLAND]
Australia / オーストラリア
Mother Nature's Private Island
Australia / オーストラリア
Mother Nature's Private Island
- Photo&Text
- 越智隆治
- Special Thanks
- クィーンズランド州政府観光局、レディエリオットアイランド
- Design
- PanariDesign
レディエリオット島散策
ダイビングは1日2本。残りは自由気ままに島で過ごす。自分で島を散策したり、スノーケリングしたり、昼寝したり、エコツアーに参加したり。僕は一人で島を散策してみることにした。広いリーフが広がる東側と、すぐにスノーケルポイントに出られる、西側。潮が引いた東側のリーフは、子供たちの磯遊びに最適だ。西側のスノーケルポイントのサンゴの群生は、目を見張る。
今回は東風が強く、ダイビングもほとんど西側で行った。ザトウクジラの目撃情報が多いのは、島の東側だけど、今回は2日間とも、西側でクジラを目撃した。
島の内陸部は低木と草木が繁殖している。クイナ系の鳥たちが闊歩していて、彼らはときに、レストランや部屋の間の前まで平然と姿を見せることもある。バードウォッチングもこの島で人気。
ダイビングボートに乗船するのは、赤い屋根の白い可愛らしい灯台の目の前から。そこからビーチに出て、しばらくクジラを探しながら散策してみることにした西側のビーチは、大きなサンゴのかけらで埋め尽くされていた。
昔訪れたチュークのジープ島や、マーシャル諸島の離島みたいだ。ジープ島を取材したとき、一緒に泊まっていた学生たちが、サンゴのかけらで木琴ならぬ、サンゴ琴を作って、音楽を演奏してくれたことを思い出した。
マーシャルでは、ハート型のサンゴを見つけて、一緒にいたゲストに手渡した。空にはちょうど虹が出ているときだった。彼女が島を離れるときに、ラブレターのような手紙を渡されたことを思い出した。
そんな旅の回想をしながら、のんびりと過ごすことができたのは、久しぶりのことかもしれない。
結局クジラは見当たらなかったけど、島全体の雰囲気が、すごく心地良い。