日本一安全な大冒険！?　＠浮島

日本全国潜り歩き・伊豆行脚編@浮島

２本目はビーチスポット。

伊豆の山々は、人の手によって削られたほんの少しの平地を経由して、
そのままズドンと海に落ち込でいる。
陸と海の地形には連続性があり、分けて考えることはできないのじゃ。
伊豆の中でも特に風光明媚な景勝地として知られる浮島は、
断崖や奇岩が湾を囲んでいるが、この地形のアートは海の中にも続いている。

ビーチでありながら、ケーブあり、アーチあり、
クレバスありと、ダイバーに人気の”地形”が勢ぞろい。
しかも、この時期、抜群の透明度。
楽しいったらありゃしない。気持ちいいったらありゃしない。

 

でも、やっぱりへばりつくんだな、これが(笑)。

壁はレアなウミウシの宝庫。

産卵中のキャラメルウミウシ。

センテンイロウミウシ。和名がないヒュプセロドーリスクラカトア。
 

水深は10㍍にも満たないこのビーチ。
ナビゲーションもしやすく、湾状になっているので海況も穏やかで、
安全に潜りながら迫力の地形を楽しめるという理想的。
また、地形を撮る練習にも最適じゃろう。

バディ潜水もできることじゃし、ワイドレンズのカメラを持って、
のんびりと日本一安全な大冒険をしてみてはいかがじゃろう？

目の焦点　行ったり来たり　くるしゅうない

ウミウシを撮影したり観察したり、呼吸をするのも忘れて没頭。
ふと、見上げると大パノラマに解放感。
この劇的な展開が浮島のおもしろいところだと思う次第。

ウミウシと地形の海を潜ったど〜！

「全国潜り歩き」協賛★和尚のダイビング器材

http://diving-commu.jp/pr/item_4848.html

法政大学アクアダイビング時にダイビングインストラクター資格を取得。
卒業後は、ダイビング誌の編集者として世界の海を行脚。
潜ったダイビングポイントは500を超え、夢は誰よりもいろんな海を潜ること。
ダイビング入門誌副編集長を経て、「ocean+α」を立ち上げ初代編集長に。

現在、フリーランスとして、ダイバーがより安全に楽しく潜るため、新しい選択肢を提供するため、
そして、ダイビング業界で働く人が幸せになれる環境を作るために、深海に潜伏して活動中。

〇詳細プロフィール／コンタクト
https://divingman.co.jp/profile/
〇NPOプロジェクトセーフダイブ
http://safedive.or.jp/
〇問い合わせ・連絡先
teraniku@gmail.com

■著書：「スキルアップ寺子屋」、「スキルアップ寺子屋NEO」
■DVD：「絶対☆ダイビングスキル10」、「奥義☆ダイビングスキル20」
■安全ダイビング提言集
http://safedive.or.jp/journal