何か違う。

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海に関わっているくせに、小さい男の小さな怒り話です。
書いて発散したいだけで、オチも何もない長文なので、
スルーしてください。
【何だか違う。其の一】
今日、配達で海鮮丼を頼んだら、チラシ丼が来た。
はて? どういうことかと思った直後に電話があり、
「すいません、間違いました」とのこと。
まあ、チラシ丼でもいいやと思ったのだが、
向こうのバカなおじさんの言い訳が何だか違う。


「注文受けた女性アルバイトが勘違いして」だの
「自分が注文表を見て気が付いた」だの、
自分は悪くないがバイトがね的なことを言いやがる。
知るか!
最近、内部の問題を外部への言い訳に使うバカ者な若者が
増えやがったと思っていたが、おじさんよ、あなたもか。
チラシ丼でもいいはずが、
100円の差額くらい目をつむってもいいはずが、
寛大な心はすっかり失われ、
「いいから、それでどうするの! 
いや、どうするんですか!」
と、何とか敬語は保ちつつ語気を強める。
(ちなみに、客という立場だからと従業員にタメ口を使う人、
かなり嫌い)
すると慌てたおじさんは、
「す、すいません、すぐに新しいのお届けします」
と本当にすぐにお届けされた。
しかし、もちろんおじさんが来るはずもなく、
バイト君がやってきた。
配達するだけのバイト君は悪くはないので、
こっちも「すいませんね」とチラシ丼を渡そうとすると、
勝ち誇ったように、
「それも食べていいっスよ」
いいっスよ? 上から目線か、おい。
「よろしかったら、食べていただいても結構です」だろう? 
しかも、お詫びの品だといってから揚げを大量に渡される。
何か違う。
足してどうする。
丼を2つと大量のから揚げを一人で食えってか! 
食えってかっっ!!!
ここは「お代はお返しします」と引くべきだろう。
もしくは、から揚げ券とか割引券にして、
「次回、お使いください」だろう。
ニコニコと笑う脳みそトロトロな兄ちゃんに
これ以上何を行ってもしょうがない。
で、画像が戦利品……。
食えるかっっ!
世の中、明らかに言ったもの勝ちだ。
クレーマーが一番得をする。
僕もちょっとクレームっぽく言ったからこそ、
3倍になって返ってきた。
しかし、やはり「チラシ丼でいいです」って言えばよかった。
きっと彼らは「そんなの悪いですよ」と一応言い、
次の言葉を待つ。
そして、こちらが「本当にいいですよ」と言ったところで、
すかさず「そうですか、本当にありがとうございます」と
心無く感謝し、こちらにだらしなく甘えるだけだろう。
もちろん、10秒後には忘れるはずだ。
でも、わからない人には永遠にわからないし、
相手にしても疲れるだけ。
それに、間違った内容はたわいもないレベル。
得をしたって理不尽なクレーマーにはなりたくない。
グアムで交通事故を起こしたときも
「ごめんなさい。僕が悪かったです」と謝ったのは、
今では良かったと思っている。
おかげで10対0にはなってしまったが、
自然に謝罪の言葉が自分の口から出たことは収穫。
いろいろな人に「謝っちゃダメだよ」と言われたが、
それも何か違う気がするもの。
話が反れたが、
自分にも相手にも何か違うと思ったできごとだった。
【何か違う。其の二】
先日、市役所に行った。
何か違う。
まず、市民の横柄さ。
報道に踊らされてか、役所に対してやたらに好戦的。
まるで正義の代弁者と言わんばかりだ。
「この手続きはおかしいじゃねか!」
おかしいのは、いい大人であるあなたの言葉使いである。
しかし、いざ、自分の番になると、何か違う。
市役所の方は必要以上にビビッている。
ただ、質問がしたいだけなのに、
「すいません、すいません」
とやたら低姿勢。こちらもイラッときて、
「いや、謝らなくてもいいです。
この点を教えていただければ」
というのに、
「すいません、少々お待ちください」と話にならない。
その低姿勢はとにかく相手を刺激しないようにというだけの
低姿勢。本質に目は向いていない。
市役所全体が何だかビビッている。
そんなにクレームが怖いのだろうか。
好戦的な市民とビビリまくって漂白な笑顔を浮かべるしなかい市役所。
余計な感情がとりまきすぎて、
話が本質になかなか向かわない。
何か違う。
どうやら市役所は心が通う場所ではないようだ。
それと、余談だが、久しぶりに市役所に行ってびっくりした。
職場がオープンになっていて、職員の働く姿が丸見え。
ちょっとでも私語をしようもんなら、
たちまち好戦的な市民に「税金の無駄使い!」と
垂れ込まれそうな職場環境である。
鼻くそひとつほじれないし、
お菓子を配ったりとかもできそうにない。
9〜17時の勤務時間をうらやましいと思ったことがあるが、
あの環境じゃ、それ以上やってられんって。
役所の人に対して、顧客ぐらいの感覚でいるのは
まだわかるが、自分のかせぎで食わせているぐらいに
思っている人は、バカ者だ。
【何か違う。其の三】
お酒とヘタレな性格のためにグダグダになってしまった
前回の恋心の傷がなかなか癒えず、
女性関係になかなか気がいかなかったが、
久しぶりにとある女性と映画を見に行く約束をする。
「●●日はどう?」とメールを入れると、
「80%OK!」との返答。
「仕事でダメになる可能性あり?」と聞くと
「次の日が早朝シフトの可能性がちょっとあり」とのこと。
何か違う。
早朝シフトの場合、早寝したいから映画にいけないのか……。
いや、わかるよ。万全で仕事したいのはさ。うんうん。
でも、最初くらいは嘘でも寝る間を惜しんでって言ってほしいじゃない。
それにさ、寝不足になるようなことになるまで
もっていける技術はないから大丈夫だってば。
ってか、せめて嘘をついてくれればいいじゃない。
ふえん。
いや、正直な子なのだと考えることにしよう。
とりあえず、テンション上げてみよう。明日から……。
ということで、だらだらと長文を書いていたら、
ちょっとスッキリした。
さて、仕事仕事。

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PROFILE
法政大学アクアダイビング時にダイビングインストラクター資格を取得。
卒業後は、ダイビング誌の編集者として世界の海を行脚。
潜ったダイビングポイントは500を超え、夢は誰よりもいろんな海を潜ること。
ダイビング入門誌副編集長を経て、「ocean+α」を立ち上げ初代編集長に。

現在、フリーランスとして、ダイバーがより安全に楽しく潜るため、新しい選択肢を提供するため、
そして、ダイビング業界で働く人が幸せになれる環境を作るために、深海に潜伏して活動中。

〇詳細プロフィール/コンタクト
https://divingman.co.jp/profile/
〇NPOプロジェクトセーフダイブ
http://safedive.or.jp/
〇問い合わせ・連絡先
teraniku@gmail.com

■著書:「スキルアップ寺子屋」、「スキルアップ寺子屋NEO」
■DVD:「絶対☆ダイビングスキル10」、「奥義☆ダイビングスキル20」
■安全ダイビング提言集
http://safedive.or.jp/journal
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