【9/30〆切】「美ら海ゴミゼロプロジェクト」がサポーター参加型ファンディングを実施中!

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「沖縄の海をみんなで楽しみ、みんなで守ろう」、そんな思いで発足したプロジェクト「美ら海ごみプロジェクト」をご存知だろうか。オーシャナ連載記事「福田朋夏のフリーダイビングライフ」でお馴染みのフリーダイバー・福田朋夏氏や、水中写真家・むらいさち氏も参加を表明しているというこのプロジェクトは、現在、今後の活動に向けトークン発行型ファンディングを実施している。
「美ら海ごみプロジェクト」について、そして、あまり耳にしたことがないワード「トークン発行型ファンディング」について、深掘って説明していく。

サポーターと一緒に取り組んでいきたい「美ら海ゴミゼロプロジェクト」

ダイビングスクール「スキューバカンパニードルフィン」代表の高宮大輔(たかみや だいすけ)と、”水中ごみ拾い”専門の次世代ダイビングショップ「Dr.blue」代表の東真七水(あずま まなみ)の2名によって発足した「美ら海ゴミゼロプロジェクト」は、沖縄本島と周辺離島海域における海岸・海洋ごみやマイクロプラスチック削減を楽しく/まじめに取り組むことを掲げるプロジェクト。

マリンレジャーと組み合わせることで、「ごみ拾い」を次世代のマリンアクティビティとして楽しみながら「共に沖縄の豊かな海を守っていこう!」というメッセージを内外に向け発信していくことを目指している。

プロジェクトの大きな注目ポイントである活動体制は、次世代的なクラウドファンディングサービスとして注目されている「FiNANCiE(フィナンシェ)」のトークンの発行と、トークンを基盤とした共創型コミュニティを活用すること。

環境問題解決に取り組む人々と、それを応援し見守るだけであった人々がより身近なパートナーとして関わり合うことのできる体制にチャレンジしたのだ。そして、ごみゼロ実現に向けた活動を軸に、マリンレジャー事業者・ダイバー・フリーダイバー・フォトグラファー・アスリートなど、ライフワークとして海を楽しみ、海を想い、海と生きる、頼もしい仲間たちとのコラボレーションでプロジェクトを盛り上げていく予定だという。

サポーター参加型「トークン発行型ファンディング」ってどんな仕組み?

「トークン発行型ファンディング」とは、トークンを発行すると同時に支援を募ることができる、次世代のクラウドファンディング。トークンとは、FiNANCiEにおける、プロジェクトオーナーとサポーターを繋ぐ証となるデジタル上のアイテム。このトークンはポイントのように数量をもつもので、需要に応じてその価値、価格が変動するという特徴を持っている。まさに、Web3時代だからこそ実現できる、次世代的なクラウドファンディングの形なのだ。

トークン発行型ファンディングの特徴

①トークン販売で資金調達
②支援金を活用してプロジェクト運営
③共創コミュニティで活動状況の可視化
④プロジェクトの価値を高めトークン購入者へ還元する

資金調達を目的とした従来のクラウドファンディングとは異なり、エコシステム(※)づくりを創出することができるのがトークン発行型ファンディングの大きな特徴だ。

(※)エコシステムとは、生物とその環境の構成要素を一つのシステムとしてとらえる「生態系」という元の意味から転化し、産業構造や企業間の連携関係を表すのに用いられる用語。(wikipedia参照)

わかりやすい解説付き!FiNANCiEサービス紹介動画をチェック

ファンディング後にスタートする3つの活動

初回ファンディングで集まった支援金は、トークン投票や抽選企画など、オーナーとサポーターの双方向のコミュニケーションを促す以下のような企画に活用される。

①運営状況の可視化・日々の活動の共有

発起メンバー2人の活動状況とともに、プロジェクトに関する最新情報を公開。

②海にまつわる豊富なチャンネル展開

コミュニティでは、今起きている海洋問題に迫るものから、マリンアクティビティ、海や環境に優しいコスメに関する最新情報まで、海にまつわる多種多様なトピックを発信。

③トークン投票

デザイン選定などの気軽なものから、企画運営に関するものまで様々なテーマを設けてトークン投票を実施予定で。

トークン投票イメージ:保有するトークン数=持ち票数として投票!(1人1票として実施する場合もあり)

プロジェクト発起人 高宮大輔、東真七水 からのメッセージ

■高宮大輔 / スキューバカンパニードルフィン
日本が世界に誇る沖縄の海。サンゴ礁は「海のゆりかご」とも呼ばれ、世界の生態系にもつながり、重要な役割を果たしています。そんな豊かな海を悩ませているのが、マイクロプラスチックをはじめとする海洋ごみです。年間数百万トンの海洋ごみが発生し、近い将来には地球上に生息する魚たちの数を上回るとも言われています。

“水中ごみ拾い”を提唱する「Dr.Blue」、”環境保護×マリンレジャー”による新たな楽しみ方を提案している「OPG沖縄」、”1ダイブ1ごみ拾い”運動を推進している「アークダイブ」など、環境問題解決とマリンレジャーの両立に取り組む人々を応援し、それをきっかけに誰もが自由に関わり合えるプロジェクトを立ち上げました。
私たちはこれからも、ネガティブになりがちな環境問題について明るく楽しく、時に真面目に考え、行動していきたいと思います。皆さまのご支援をよろしくお願いいたします。

■東真七水 / 水中ごみ拾い専門店 Dr.blue
ごみ拾いと向き合ってきて日々痛感していること、それは「私一人でどれだけごみを拾っていても海が汚れていくのを止めることはできない」ということです。

「1人の100歩より100人の1歩」この言葉を大切にしながら、水中ごみ拾いと日々向き合ってきました。
FiNANCiEを通じて、従来とは異なる方法でごみ拾いに取り組み、あたらしい形で発信することで、今まで接点を持つことができなかった方々と一緒に活動を盛り上げることができればとても嬉しいです。
ご支援よろしくお願いします!

トークン発行型ファンディング実施概要


ファンディング実施期間:2022年8月17日(水)10:00 ~ 2022年9月30日(金)20:00
ファンディングページURL:https://financie.jp/users/GomiZero/cards

【支援特典】
初回ファンディングでは、支援金額に応じたトークン配布に加え、支援コースの販売価格に応じた支援特典を用意。

【その他支援特典の一部紹介】

①”豊かな海”記念コレクション
FiNANCiEアプリ内での閲覧、サポーター間でのトレードが楽しめるデジタルアイテム。

②OPG提供:沖縄の半日海遊びペアフリーチケット
海遊びツアー専門の総合マリンショップ「Ocean Play Ground」の提供するマリンアクティビティが楽しめるフリートケット2枚をプレゼント。

③アークダイブ提供。慶良間諸島(Aエリア)2ボートダイブ フリーチケット
総合ダイビングリゾート施設「アークダイブ」の提供するボートファンダイビングコースのフリーチケットをプレゼント。

④東真七水が直接指導!ダイバー講習受講権
プロジェクト限定の特別コースとして開催する、PADIオープンウォーターダイバー(OWD)講習を受講できる権利。

サポーターと一緒に作り上げていくコミュニティツールを活用して環境問題解決を目指すだけでなく、支援したサポーター自身の投資にも繋げられる、デジタルテクノロジーを取り入れた革新的取り組み。そして、支援特典もダイバーには嬉しいプレゼントが盛りだくさん!気になる方はファンディングページをチェックしてトークン発行をしてみてはいかが?

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PROFILE
奄美在住。高校生の時にブラジル留学を経験。泳ぐのが苦手で海とは縁がない人生だと思っていたが、オーシャナとの出会いを通じてOWD(BSAC)を取得。オーシャナを通じ、環境問題や海のことについて勉強中。
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