『この惑星(ほし)の声を聴く』高砂淳二の新作写真集と写真展が4月に公開

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この惑星(ほし)の声を聴く表紙

自然写真家・高砂淳二氏の新作写真集『この惑星(ほし)の声を聴く』が、4月10日に発売される予定だ。これにともない、京都の美術館「えき」KYOTOで2024年4月6日(土)~5月19日(日)にかけて写真展が開催される。会場ではギャラリートークイベントや写真集の先行販売も。

110点の作品と7本のエッセイを含む写真集

フラミンゴ/ボリビア 2022年「ワイルドライフ・フォトグラファー・オブ・ザ・イヤー」自然芸術部門・最優秀賞作品

フラミンゴ/ボリビア 2022年「ワイルドライフ・フォトグラファー・オブ・ザ・イヤー」自然芸術部門・最優秀賞作品

大きな自然から、耳を澄ますとかすかに聞こえてきそうな風の音、大地の声などを写真で表したものなど、撮り下ろしを含む作品110点、それにエッセイ7本を含む見ごたえのある写真集。

高砂氏コメント

一見ただの土塊にも見える地球は、よく見ると僕ら生き物を食べさせようという愛情に溢れ、繊細なバランスを保とうと力を結集し、僕らにさまざまなサインを送ってくれていることに気付きます。自然環境が大きく変化していく中で、もう一度地球の声にしっかり耳を傾け、地球との本来あるべき関わり合い方を模索するきっかけになれば幸いです。
高砂淳二写真集「この惑星の声を聴く」
この惑星(ほし)の声を聴く表紙
発売日:4月10日(写真展会場のみ先行販売4/6~)
価格:3000円(+税)
大きさ:A4変形判 143ページ
発売元:(株)クレヴィス

「海の声」「大地の声」「空の声」の3部構成の写真展

「この惑星の声を聴く」写真展チラシ

展示は、「海の声」「大地の声」「空の声」の3部構成で、116点の作品により、地球の生きる姿を多角的に捉える展示がされる。

「この惑星の声を聴く」写真展チラシ

38年にわたり、カメラを通して自然を見つめてきた高砂氏。地球温暖化などさまざまな環境問題に対峙する私たちに、作品を通して地球の声はどのように聴こえるのだろうか。興味のある方は、美術館「えき」KYOTOでこの貴重な展示をぜひ体験してほしい。

高砂淳二写真展『この惑星の声を聴く』
「この惑星の声を聴く」写真展チラシ
英語タイトル:Junji Takasago Photo Exhibition – Voices of our planet
会期:2024年4月6日(土)~5月19日(日) ※会期中無休
会場:美術館「えき」KYOTO(京都駅ビル内ジェイアール京都伊勢丹7階隣接)
開館時間:10:00~19:30(入館締切:閉館30分前)
入館料(税込):一般1000円(前売800円)、高・大学生800円(前売600円)、小・中学生600円(前売400円)
高・大学生は学生証をご提示ください。
前売券は2024年2月17日(土)~4月5日(金)まで販売。販売場所は当館チケット窓口(休館日除く)、京都駅ビルインフォメーション、チケットぴあ、ローソンチケット。
「障害者手帳」をご提示のご本人さまとご同伴者1名さまは、当日料金より各200円割引。

トークイベント:4月6日(土)のみ10:30から
4月13日(土)・14日(日)・27日(土)・28日(日)/各日(1日2回)①11:00から ②15:00から
*事前申込不要。ご参加は無料ですが、美術館入館券は必要です。
*ギャラリー・トーク終了後に、写真集をお買いあげの方にサインをいたします。

主催:美術館「えき」KYOTO、京都新聞
協賛:株式会社ニコン、株式会社ニコンイメージングジャパン、マルマン株式会社/CansonⓇ
協力:高砂写真事務所
企画協力:クレヴィス
お問合せ:ジェイアール京都伊勢丹 TEL075-352-1111(大代表)

高砂淳二
高砂淳二
写真家。1962年、宮城県石巻市生まれ。ダイビング専門誌の専属カメラマンを経て、1989年に独立。地球全体を仕事の場として、水中から空中まで自然の瞬間を捉え、野生生物、風景、自然現象、星を撮影しながら、世界中を旅している。著書多数。ニコンTHE GALLERY、東京ミッドタウン富士フイルムスクエア、渋谷パルコ、阪急百貨店、コニカミノルタプラザ、ザルツブルク美術館などで作品展を開催。2008年、外務省主催の太平洋・島サミット記念写真展「Pacific Islands」を担当。テレビ、ラジオ、雑誌、トークイベントなど幅広いメディアに出演し、自然への思いや自然と人間との関係を伝え続けている。2018年には宮城県の「みやぎ絆大使」に就任。海の環境NPO法人「OWS」理事を務める。また2022年、世界で最も権威のある写真賞のひとつであるロンドン自然史博物館が主催する「Wildlife Photographer of the Year」の自然芸術部門で、日本人初の最優秀賞を受賞。

Website:https://junjitakasago.com/

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