2011年トンガホエールスイムday1。シンガー

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今年もトンガでのホエールスイミングがスタートした。トンガも今年で8年目。スペシャルトリップをスタートしてから7年目になる。
1週目のメンバーは計10人。3隻の船に乗船して海に出る。4人乗りに僕、3人乗りにトニーとエミさんがそれぞれ乗船してガイドをつとめ、海に出る。
今年はクジラの出が早いと聞いていたので、期待して海に出た。すぐにブローを発見。昨日親子とエスコートがいた場所と同じだというので、期待したが、ペアでしかも一度チェックで入水したけど、移動してしまうので、今年は沢山いるというのを期待して、入るのを諦めて他の個体を探す。
その後、すぐにまたペアを見つけてエントリー。入るとクジラの鳴き声が聞こえてきた。しかも近い。ペアなのに鳴いているのかなと気になった。様子を見ていると、何回目かに浮上して潜行した場所が、海底が見えるくらい浅かったので、チェックしてみると、案の定下に留まって、1匹が鳴いていた。
ペアでいるのに鳴いてるということは、どういうとなのだろう。
_MG_27041.jpg
1匹が20mくらいと浅かったので、潜行してテール側を何度か撮影した。
その後深い場所に移動したので、潜る深さも深くなったのか、姿が見えなくなったので、諦めて別の個体を探しに移動。
しかし、その後はまったくクジラのブローが見当たらなくなる。トニーやエミさんに連絡しても、まったくいないとの返答。あれだけいたと言われていたクジラたちはどこへ行ってしまったのか。
朝、雨が強く降っていたのも影響しているのだろうか?
もうほとんど時間切れのタイミングで、外洋でブリーチングや、ペクトラルスラッピング、テールスラッピングなどを続けるペアに遭遇。
_MG_22431.jpg
_MG_22581.jpg
追跡するも、その後は水面下を激しく移動しているだけなので、エントリーには至らず。しばらく追走して諦めて帰路についた。
ちゃんと水中でクジラは見えているけど、満足の行く結果では無かった。

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PROFILE
慶応大学文学部人間関係学科卒業。
産経新聞写真報道局(同紙潜水取材班に所属)を経てフリーのフォトグラファー&ライターに。
以降、南の島や暖かい海などを中心に、自然環境をテーマに取材を続けている。
与那国島の海底遺跡、バハマ・ビミニ島の海に沈むアトランティス・ロード、核実験でビキニ環礁に沈められた戦艦長門、南オーストラリア でのホオジロザメ取材などの水中取材経験もある。
ダイビング経験本数5500本以上。
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