ダイバーなら必ず持って潜りたい“セーフティグッズ”

この記事は約2分で読めます。

nakamura_shirasaki3_1

“もしも”に備えたセーフティグッズを所持することはダイビングの基本ですが、いつも、万全に備えたガイドと一緒に潜っていると無頓着になりがち。

そこで、今回紹介するセーフティーグッズは、特にバディダイビングをする際は必ず所持して潜りましょう!

必ず所持して潜りたい
“緊急事態を知らせる”セーフティグッズ

陸上と同じく、水中での緊急事態で何よりも大事なことは、「緊急事態を知らせる」「助けを呼ぶ」こと。

しかし、陸上と違って声を出せないので、バディやガイドに緊急を知らせる手段を持つことがリスクマネージメントの基本中の基本。いつも注意を払ってくれる熟練のガイドがいないバディダイビングでは、なおさらです。

合図を送る、最もシンプルな手段が“音”。

音で合図するセーフティグッズ

■音で合図する専門グッズ

パワーインフレーターに接続し、ボタンを押すと空気の力で音が鳴るという仕組み。 音を鳴らす道具。タンクに通しておき、相手を呼びたいときはボール部分を引っ張ってタンクに当て音を鳴らす。 振るだけで水中でも音が鳴り響くので、バディに遠くからでも気づいてほしいときなどに使用。

■他の役割と併用可能

タンクをたたくとカンカンと音が鳴りバディの注意をひきつけることが可能。 水中でロープや漁網、海藻などが引っかかって拘束されたときなどに使用。漂流して、陸地に上陸したときに役立つことも。さらに、タンクをたたいて音を鳴らすこともできるので注意をひく道具としても活用できる。

一歩先いくハイテクグッズ

■声を出すだけで合図できる

骨伝導により水中で会話をすることが可能。通信距離は50〜100m。信号音でバディのいる方向がわかる機能も搭載。

■ボタンを押してバイブレーションで知らせる

手首に巻きボタンを押すだけで、バイブレーションにより相手を呼び出すことができる。最大通信範囲は80m。複数台でペアリングすることも可能。

最低限、備えておきたいリスクと
セーフティグッズ

■水中拘束

水中でロープや漁網、海藻などが引っかかって拘束されたときなどに使用。漂流して、陸地に上陸したときに役立つことも。さらに、タンクをたたいて音を鳴らすこともできるので注意をひく道具としても活用できる。

■離反(はぐれる)

必携といわれているフロート。最近では、空気を入れたら簡単に抜けないものや、球形をしたもの、LEDライトを備えたものなど様々な種類のものが販売されている。なかでも、レーダーを反射するフロートは、各船舶に搭載しているレーダーに反応。雨や霧などで視界不良でも関係なく、捜索船が多ければ多いほど発見される可能性が高くなるのでおすすめ。

あると便利!グッズ

■喋れない水中で意思疎通

コミュニケーションツールといえばコレ。何度でも書いたり消したりできる、磁気式の水中ノート。裏は鉛筆で書けるスペースがあり、潜る前にポイントの水中マップを書いておくのにも有効。

■光の少ない水中で視界を確保

透明度が悪いときは、つけておくと遠くからでもバディが見つけやすく、アピールすることも可能。また、深場で魚の原色を鑑賞して楽しみたいときや、ナイトダイビングのときは必須アイテム。
\メルマガ会員募集中/

週に2回、今読んで欲しいオーシャナの記事をピックアップしてお届けします♪
メールアドレスを入力して簡単登録はこちらから↓↓

PROFILE
バディダイビング(セルフダイビング)の情報サイトです。

予約はもちろん、バディダイビングを楽しむ方法など、どんどん情報を充実させていきまよ!
  • facebook
FOLLOW