セルフダイバー涎垂アプリ!?『釣りドコ』を使ってセルフダイビングをもっと楽しもう

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セルフダイビング好きな皆さんにお伝えしたい朗報がある。あるアプリ※を使うと、セルフダイビングの楽しみの幅が大きく広がるかもしれないのだ。

そこでアプリの話をする前に、「セルフダイビング?聞いたことがない」「知っているがセルフダイビングを経験したことがない」という方のためにセルフダイビングの概要をまず説明をしておこうと思う。

※正確には、アプリ化して見られるサイト。モバイル向けWebサイトにスマートフォンアプリ化する仕組みPWAを使用して構成されている。本記事では一般の方に分かりやすいようにアプリと呼ばせていただく。

セルフダイビングとは?

セルフダイビングとは、その名の通り、プロガイドを付けずにファンダイビングを行うダイビングスタイルのことである。バディダイビングと呼ばれることも。日本ではセルフダイビングができる箇所が限定されていることもあり、まだ馴染みのない言葉かもしれないが、海外ではおなじみのスタイルとして確立されている。自分のペースで潜ることができるだけでなく、プロと潜る場合と比べて半額近いリーズナブルな料金で潜れるとあって、カジュアルに利用されている。

セルフダイビング

とはいえ、プロガイドがいないセルフダイビングでは、個人でダイビングプランを立てる必要がある。水中での自己管理はもちろんのこと、コース取りや生き物観察についても自分でプロデュースしなければならない。「いざ潜ってみたけれど、なにも見られなかった」なんてことも大いに起こりうるので、それを避けるためにもより綿密なダイビングプラン立てに気を付けたい。

そこで今回は、残念な事態を避け、水中レクリエーションを楽しくするための頼もしい助っ人アプリをご紹介したいと思う。

セルフダイビングをもっと楽しく!海底地形マップアプリ『釣りドコ』について

釣りドコ』は、航空レーザ測深機により取得した極めて詳細な海底地形図をスマートフォンやPC等から閲覧できるアプリ。主に釣りユーザー向けなのだが、水深に応じて色分けされた「水深段彩図」、海底地形の変化を判読しやすい「赤色立体地図」といったコンテンツは、水深や海底の地形から魚のいる場所を予測できるので、セルフダイバーのダイビングプラン作成時のツールとしてうってつけという訳だ。

事前にアプリで調べておけば、魚影が濃そうな場所や、どのあたりで何が見られるのかという予測が立てやすい。お目当ての生物の生態を下調べしたうえでこのアプリを活用すれば、本番でも出会える確率は増えるだろう。

なお、記事冒頭で述べた通り、アプリではないのでダウンロードする必要はない。見たいときだけ確認できるのでスマホの電池消費量も最小限で抑えることができるのも嬉しいところだ。しかも、現時点の情報では、無料で使えるという。

ちなみに、アプリ内において海底地形が見られる段彩図が設定されているエリアと日本のセルフダイビング可能なエリアを照らし合わせてみたところ、現時点で一致したのは、真鶴半島福浦エリアと三浦半島三浦エリア城ヶ島エリア、紀伊半島白浜エリアの4箇所となっている。

アプリリリース元のアジア航測株式会社は自社HPにて「今後も、釣りドコを通じて海底地形マップの魅力や有益性を訴求し、ダイビングをはじめ、その他マリンスポーツへ機能拡充できるよう検討しています。」と述べていることから、今後のエリア追加も期待できそうだ。

是非、「水深段彩図」と「赤色立体地図」を駆使して、より充実したセルフダイビングライフを送ってほしい。

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PROFILE
アウトドアレジャー予約サイトの取材ライター出身。いままでに取材した日本全国のアウトドアカンパニーは130社ほど。ネットワークを活かした記事作りが得意!?かもしれない。一番好きなアクティビティはダイビング!とは言い切れないかもしれない。
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