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「宮古島フォトコンテスト2019」入賞作品発表! 古見きゅうさんからの寸評と受賞者のコメントも閲覧無制限

カテゴリ:
PR, おしらせ, 水中写真

毎年、恒例となっている「宮古島フォトコンテスト」!

2019年の受賞作が発表されましたので、審査員・古見きゅうさんの寸評と受賞者の方々からいただいたコメントを一挙掲載致します。

宮古島をフィールドに地形、生き物、光……など、それぞれのダイバーの琴線に触れた一瞬をカメラに収めた作品の数々に、あなたも刺激されちゃうはず!

ではさっそく、受賞作品をご紹介していきましょう。

グランプリ

「Time tunnel」大澤匡

01_Timetunnel

古見さん

パッと見た時に、他の応募作品とは違ったインパクトを受けました。このフォトコンでは、洞窟ポイントで撮影されたものもとても多いのですが、その多くが洞窟に降り注ぐような光をダイバーや魚と絡めたものがほとんどです。

こちらの作品は、洞窟出入口付近の天井部分を見上げて撮影されたもの。さざなみに揺れる水面は、細かな波紋を作り出します。洞窟の暗さと深い群青の美しさが見事に融合し、幻想的な写真となっています。
素晴らしい作品だと思います。

大澤さん

台風で宮古島に行けなかったリベンジで、太陽光線が真夏ほど強くない
と感じながら潜った、9月の通り池。
ガイドの佐瀬さんがお勧めしてくれた水路を見ると、水面に群青色の
妖艶なさざ波が続いており、それはまるで、タイムトンネルのようでした。
進むんで行くと、未来か過去に行ってしまうような錯覚に陥りました。
見たままを表現するために、露出を変えて何十枚も撮影してしまいました。
やっと頂いたグランプリ、うれしいばかりです。

準グランプリ

「【宇宙からの訪問者】」藤田貴美子

02_ucyukarano

古見さん

サンゴの上に着底するアカメハゼを正面から捉えた作品。

アカメハゼは体調も2〜3cmほどと小さく、とても臆病で撮影が難しい魚なのです。ここまでクローズアップするにはかなり接近しなければならないので、撮影技術もダイビングスキルもかなりの方だと思います。
アカメハゼの特徴であるピンクのガラスのように透ける眼球の美しさが印象的です。

藤田さん

初級Cカードを取った頃からのホームグラウンドが宮古島なので、とてもうれしいです。
この時は、クローズアップレンズでのアカメハゼの撮影に初めてチャレンジしました。ものすごく苦労する体勢の中で、ファインダーの中にアカメハゼの姿が現れた時に感動しました!
画像に現れたアカメハゼは、まるで宇宙からの訪問者のように見えました。

いつも宮古の海と生物の素晴らしさを伝えてくれる、エミナマリンの松浦さんとスタッフに心から感謝しています。

準グランプリ

「淡水でリフレッシュ」天野利哉

03_tansuide

古見さん

通り池は2つの池が地下通路で繋がっていて、ダイバーはその通路を通り抜けることができます。池の淵から淡水が湧き出て、視界がもやもやするハロクラインがとても印象的です。

写真左右の青色の違いで塩分濃度の違いも分かりますし、何よりおもしろい。そして、おそらく淡水浴にきた小型のイソマグロの群れから、魚たちの生態行動も見えてきます。
とても興味深い写真だと思います。

天野さん

宮古島フォトコンテストの準グランプリという、素晴らしい賞をいただき光栄です!
この写真を見た人が、宮古島に来たくなるような写真を撮れたら……と、自分が好きになったこの島に足を運んでいます。
僕を写真の世界に引き込んでくれた先輩と、アクアストーリーのみんなに感謝の気持ちでいっぱいです。

優秀賞

「Fish’s dwelling」坂梨公紀

04_Fish'sdwelling

古見さん

影になっている手前の魚にフォーカスを合わせ、後ろの光芒をボカすというなかなか面白い試みだと思います。
スローシャッターで魚に動きをつけるなど、もうひと工夫あるともっと良くなると思います。

優秀賞

「mermaid」山田育美

05_mermaid

古見さん

とても良いシチュエーションで、モデルとなっているスキンダイバーのスタイルもとても美しいですし、ロングフィンのしなりなども良いのですね。
臨場感はありますが、作品とするには、右足の折れ方や手の位置などが少し雑な印象を受けます。

山田さん

今回このような賞を頂けた事、とてもうれしく思っています。
宮古島には毎年訪れていますが、毎回違った水中写真の楽しみ方を提案してくださるアクアストーリーのクニさんやスタッフの皆様、また今回モデルになってくれたみのりちゃんにも感謝の気持ちを伝えたいです。
Teamアクアストーリー最高です!
ありがとうございました。

優秀賞

「School of Barracuda」山口智子

06_SchoolofBarracuda

古見さん

カマスの大きな群れをダイナミックに捉えています。
このタイミングを縦位置で撮影したのは良いと思いますが、左右の魚の切れ方がやや中途半端です。
もう少し引いて、全体のディテールまで注意して見てみてください。そして、画面下のシャドー部分が暗く潰れすぎているのでもったいないです。

山口さん

宮古島でこんなに大きなカマスの群れを見たのは初めてで、夢中になり撮りました。
いつも的確なガイドをしてくださる、Fish a go go!の佐瀬さんご夫婦に感謝です。

優秀賞

「アロハ〜」まゆ

07_aloha

古見さん

体験ダイビングのワンシーンでしょうか?クマノミとの出会いは思い出に残ると思います。
こういった素直な記念写真というのも楽しさが伝わってきて、本来の写真の役割を果たしているのかもしれません。

まゆさん

宮古の海を初めて潜らせてもらって、大好きになりました!

優秀賞

「うたたね」中障子亜希子

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

古見さん

アオウミガメのとても眠たそうな瞳が可愛く、印象的です。
この写真に限って言えば、右の青い余白部分など、ワンフレーム中の構図のバランスをもっと気をつけてみてください。

中障子さん

カメラを向けても安心しきって、うつらうつらと眠り続ける小さな亀さん。この子みたいに、宮古島の海の生き物が、いつまでも安心して暮らせる海であることを願います。
大好きな宮古島の海をいつも案内してくれるfg2の佐瀬さんご夫妻、ダイバー仲間に感謝です!
ありがとうございました。

優秀賞

「お散歩」大場健一郎

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

古見さん

何と言っても……かわいらしさが、この写真の全てだと思います。
お菓子のようにカラフルで美しいウミウシが3匹も並んで、本当に散歩を楽しんでいるようで微笑ましい写真です。
上の1匹だけフォーカスが緩いのがもったいないですね。

大場さん

地形だけではない、宮古島の海に魅せられて10年以上。これからもマクロ生物の魅力を伝えていきたいと思っています。
今回は、ありがとうございました。

優秀賞

「ささって抜けません・・・」児島一博

10_sasatte

古見さん

タイトルを見た時に思わず笑ってしまいましたが、とても面白いと思います。
もう少し自分の位置を壁側に持ってくるなど、もっとささっている感じを出せたら、よりおもしろかったですね。

児島さん

普段はマクロ派ですが、宮古島でワイドの楽しさにも目覚め始めてきた矢先、こんな賞を頂きました。
これからは、本気でワイドの方も頑張っていきたいと思います。
ありがとうございました。

優秀賞

「シーウォーク初体験!」藤井あや

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

古見さん

イソギンチャクから透過しているクマノミの姿が、本当にシーウォーカーを楽しんでいるようでおもしろいです。
この調子で、色んな角度や視点から撮影してみてください。

藤井さん

入賞したと聞き「まさか自分が⁉」と本当に驚きました。
イソギンチャクの接写が楽しくて……その中で偶然に撮れた1枚でした。
子どもクマノミが、お母さんクマノミに「いってきまぁす」と言っているような感じがカワイイなぁと思い、応募させていただきました。
拙いカメラワークにいつも気長に付き合ってくださり、アドバイスを下さるエミナマリン松浦氏と宮古島の海を楽しませてくださるスタッフの皆さんに心から感謝します。
ありがとうございました。

優秀賞

「ひのまる」藤山幸広

12_hinomaru

古見さん

素早く泳ぐキンギョハナダイを正面から捉えているあたりに技術の高さを感じます。
一方で、全体的に彩度がビビッドになり過ぎて、ヒレのピンクや尾の紫の色が滲んでしまっています。
最後の現像までしっかりと仕上げてみてください。

藤山さん

この度は、素晴らしい賞をありがとうございます。
昨年、古見さんに頂いたアドバイスにより、生物に向き合うことが楽しくなりました。
その中で、ハナダイ(雄)を正面から撮るときに見える、日の丸のような美しい模様が大好きになり、何度もチャレンジしました。
いつも、エミナマリンの松浦さんのスタッフの皆さんに素晴らしいガイドをとサポートをして頂いて感謝しています。

優秀賞

「魚群をかき分けろ!!」西澤由佳子

13_gyogunwo

古見さん

とてもストレートで素直な写真ですが、自分がその場でこの光景を見上げているような気分にさせてくれる、優れた写真だと思います。
キレイにまとまっていて、これはこれで良い作品ですが、力強さは若干物足りません。
ストロボを軽く、カマスの群れ全体に当てたものなども見たかったです。

西澤さん

ワイド写真で入賞したのは初めてでとっても嬉しいです。いつもお世話になっておるFishagogo!の佐瀬さん夫妻、ステキなガイドと美味しいランチありがとうございます!

優秀賞

「魔王の螺旋階段」大参祐一郎

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

古見さん

洞窟の中の魚の群れが螺旋階段のように美しく伸びています。
暗い場所ゆえシャッタースピードが遅くなって、魚がブラしているところにもセンスを感じます。

大参さん

友人らとの思い出に花を添えることができました。ありがとうございます。
魔王の宮殿は初めてでしたが、まさしく荘厳で圧倒されました。
その光から影までを写真に撮りたくなり、ISOはなるべく低い値を設定。そのため、低速でシャッターを切ることになりましたが、魚に流れができてちょっと面白い写真になったので、今回応募いたしました。
このような素晴らしいポイントを案内していただいた、マリンズプロ宮古様にはただただ感謝です。

優秀賞

「蜜柑」横尾裕美

15_mikan

古見さん

全体的にあたたかな印象を受ける色調で、とてもキレイな写真だと思います。やや白化した状態のイソギンチャクは、マクロ写真の良きアクセントとなりますね。
もう少し絞りを絞った方が写真が締まるような気がします。

横尾さん

宮古島では、自分が本当に可愛いとか、綺麗だとか思うものを自由に撮らせていただいています。こんなに楽しい時間を過ごさせていただいたうえに、賞をいただくことができて幸せです。
もっと伝わる写真が撮れるようにこれから頑張りたいと思います。

優秀賞

「竜巻」ネイチャ

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古見さん

とてもいい瞬間を撮影されています。
もう少し群れに寄るなり、少し俯瞰気味に位置を取るなり、群れのダイナミックな動きが現れるよう工夫してみてください。

ネイチャさん

透視度の素晴らしい宮古島の海を広めに撮りました!
カマスが優雅に色々な型を変える様を見ていたら、あっという間に1時間過ぎてました!

ビギナー部門 最優秀賞

「きれいに曇りました」武藤幹雄

DCIM100GOPROGOPR0677.JPG

古見さん

レンズが結露しているのか、ハナミノカサゴを中心に周辺がボケていますが、それが結果としていい雰囲気を作っていると思います。
沈船の薄暗い環境に、鮮やかにライティングされた被写体のコントラストが目を惹きます。

武藤さん

偶然曇ったお蔭で幻想的になりました。
素人にしか取れませんよ!

未来に残したい宮古島の海部門 最優秀賞

「just the two of us」大澤匡

18_Justthetwoofus

古見さん

宮古島の景勝地となっている通り池には、たくさんの観光客が訪れます。池側から眺める景色というのはダイバーの特権とも言えるものかもしれませんね。
写真の2人は、通り池をバックに記念写真を撮っているのでしょうか。青く晴れた池を背景に、とても気持ちがいい記念写真になったと思います。が、2人の写真に池に浮く撮影者が写っていたら、残念だけども面白いなと思いました。

大澤さん

グランプリを頂きました作品と、同じタイミングで撮影した作品でした。
通り池で浮上すると、通常、陸上で見学している方がたは、私たちダイバーを驚きとともに凝視してくれるのですが、この時、中心にいたカップルは、私たちを全く気にすることなく、お二人の世界に入っていました。
私は、気持ちは理解できると共に、頭の中で、なぜか“Just the two of us”の曲が流れてきて、それを表現してみました。
その気持ちをご理解頂き、ありがとうございました。

マリンダイビング賞

「旅路」室谷香菜

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ノコギリハギが主人公で、海の中を旅している最中と見立てたものだと思いますが、周りにはお供のスズメダイやスカシテンジクダイがたくさんいて、ノコギリハギが一人(単体)でも寂しくなくて楽しそうな“旅路”に。右側の赤いヤギが写真に彩りを添えていて、バックは暗いものの華やかな写真に仕上がっていると思います。
この先、主人公にはどんな冒険が待っているんだろう?どんなイベントがあるんだろう?そんなことを感じさせてくれる一枚。
素晴らしいです。

月刊『マリンダイビング』編集長 後藤ゆかり

室谷さん

マリンダイビング賞とっても嬉しいです♪ありがとうございます♪
大好きな宮古島の大好きな海。素晴らしいポイントに連れて行っていただき、夢中になってキラキラバックのこの子を撮っていました♪
いつも素敵な出会いがある大好きな海、これからも沢山写真に残したいです♪

古見きゅうさんより総評

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今回も引き続き審査を担当させて頂きました。
昨年と同様に応募点数も多く、被写体となる生き物や海中風景をバラエティー豊かに写し撮られた写真がたくさんあり、僕も楽しみながら審査をすることができました。

近年、多くの方がSNSへの写真投稿もほぼ日常的に行い、写真がとても身近な存在になっています。
そこで情報を入手し「こんな写真が撮りたい!」と写欲を掻き立てるのはとても素晴らしいことだと思いますが、フォトコンで入賞を目指すのであればもっとそこから先を目指した方がいいかもしれません。

上位に選ばれてくる素晴らしい作品は、目の前にある風景や被写体と撮影者の関係が写真の中に刻み込まれています。
写真を見ている僕らがスーッとその中に入り込んでいくような、ただキレイなだけではなく、少し乱暴でも臨場感が湧き出てくるような、宮古島の空気や匂いまでもが漂ってくるような写真をぜひこれからも楽しみながら撮影していってください。

受賞作品展示情報

12月10日~12月27日(予定)
宮古島市役所1Fメインホール
(沖縄県宮古島市平良字西里186番地)

12月27日~2019年1月10日(予定)
宮古空港1Fロビー
(沖縄県宮古島市平良字下里1657番地128)

2019年4月3日~4月5日(予定)
マリンダイビングフェア宮古島ブース
(池袋サンシャインシティコンベンションセンターTOKYO文化会館C)

2019年4月中予定(予定)
永田町OCEAN
(東京都千代田区平河町2-6-4海運ビル地下1階)

フォトコン参加ショップ一覧

アイランドエキスパート アクアスター アクアストーリー
エミナマリン タイムマリン宮古島 Fish a go go!
ブルーフォレスト宮古島 マリンズプロ宮古 マールプロモーション
山本大司潜水案内

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