ミジンベニハゼの育児!?
ここ最近の湾内の旬は、ミジンベニハゼのハッチアウトだ。同業者のHMS相○さんとHMS井○さんと三つ巴でニヤニヤしながら早朝、とある時間を狙っている。
通常、大瀬崎のミジンハウスはビンではなく、空き缶(ジョージア)が圧倒的に多い。ブンブクやウラシマガイ等の自然物は極稀である。それはウニの殻は割れてしまったり、コロコロ転げまわったり、貝類は最終的にはヤドカリに奪われてしまったりと安定していない。……(と私は思います。)
やはり安定しているのは、人工物の空き缶やビン、急須、稀にコブシガニの死骸!?になるのだろう。湾内のミジンエリアには数本のビン(茶色)がある。その全てに仲良くペアリングして住みついている。
3年前くらいから産卵行動が確認され始めてはいたが、貝の襲来(卵を食す)・人災によって長期間観察することは難しかった。
まさかの空吐き…
しかし、今確実に観察できている個体はその闇の力に屈することなく、忙しない子孫繁栄を繰り返している。
まだ、正確な情報がつかめていないが、それはカメラマンの阿部秀樹さんが解明してくれるはずなので(笑)とりあえず今現在、確認できているハッチアウトの写真をアップしておきます。
やっと撮れた一枚…
フェイント&フェイントの嵐で未だ納得のいく写真が撮れていないのですが、まだまだ追っかけ甲斐のある生態行動です。