ゼロからわかる潜水医学Q&A(第1回)

潜水医学のイロハをご紹介!「ゼロからわかるダイビング医学Q&A」連載スタート

私は今年でダイビングを始めて33年、ダイビング医学に携わって23年になります。

山見信夫先生プロフィール

幼少より海で遊ぶことが好きで魚釣りをしたり、潜って貝や海老を捕っていました。
高校時代に沖縄に釣りに行き、潜水をする漁師と出会ったのがスクーバダイビングを始めたきっかけです。

大学は医学部に進学するも、休みの日には当時荻窪にあったダイビングショップを手伝い、伊豆などでガイドをしており、22歳でインストラクター資格を取得。
大学卒業後、研修医時代にマスターインストラクターになり、現在も、昼は診療、夜は研究・実験の毎日で休みがほとんどないですが、時間があれば海に行って、ダイビングや魚釣りをしています。

学生時代よりダイビングのルールの多くが医学に基づいたものであることに関心があり、主な専門医を取得した後28歳で上京。
東京医科歯科大学等で研究に携わり、39歳で同大学院准教授、現在は故郷の宮崎に戻って、医療法人「信愛会山見医院」で副院長をしています。

セブ島のツバメウオの群れとダイバー(撮影:越智隆治)

これまでダイビング医学の研究に携わり、その結果を医学雑誌に掲載してきました。
論文を書くことはその医学分野の発展に貢献できますが、それらの研究結果が治療に使われ、一般ダイバーに伝えられたときに初めて本来の意味を持ちます。

今回、オーシャナさんから「ゼロからわかるダイビング医学」の連載を依頼され、お引き受けしたのも、これまでの研究をネット上に公開することでダイビングの安全を向上させることができるのではないかという考えが一致したからです。

このコーナでは、日常のダイビングで使える医学的知識をお伝えしようと思っています。もしわかりづらい箇所がありましたら是非ご連絡ください。
少しずつでも改善していきたいと思っています。

「ゼロからわかるダイビング医学」がダイバーの健康と安全に寄与できることを願っています。

\メルマガ会員募集中/

週に2回、今読んで欲しいオーシャナの記事をピックアップしてお届けします♪
メールアドレスを入力して簡単登録はこちらから↓↓

writer
PROFILE
宮崎県日南市生まれ。
幼少より海で遊びことが好きで、高校時代に沖縄に釣りに行き、潜水をする漁師と出会ったのがスクーバダイビングを始めたきっかけ。

以後、大学は医学部に進学するも、休みの日には当時西荻窪にあったダイビングショップを手伝い、伊豆などでガイドをし、22歳でインストラクター資格を取得。

 大学卒業後、研修医時代にマスターインストラクターになり、現在も、昼は診療、夜は研究・実験の毎日で休みがほとんどない中、時間があれば海に行って、ダイビングや魚釣りをしている。
 
学生時代よりダイビングのルールの多くが医学に基づいたものであることに関心があり、主な専門医を取得した後28歳で上京。

 東京医科歯科大学等で研究に携わり、39歳で同大学院准教授、現在は故郷の宮崎に戻リ、医療法人「信愛会山見医院」で副院長となる。
 
■月刊マリンダイビング(減圧症何でも相談室)、月刊ダイバー(ドクター山見のダイバーズクリニック)で連載中。
 
--------------------------------
杏林大学医学部卒業
宮崎医科大学附属病院小児科、
宮崎県立宮崎病院小児科、
関東病院内科、
埼玉回生病院内科、
東京医科歯科大学大学院健康教育学分野准教授(医学部附属病院高気圧治療部併任)
等を経て現職
 
資格
●医学関係
 日本小児科学会専門医
 日本臨床内科医会臨床内科専門医
 日本高気圧環境・潜水医学会専門医
 日本プライマリ・ケア学会研修指導医
 日本プライマリ・ケア学会認定医
 日本体育協会公認スポーツドクター
 日本医師会認定健康スポーツ医
 
●海関係
 ・ダイビング関係
   CMAS TSSコースディレクター
   CMAS UHAコースディレクター
   NDAコースディレクター
   CMAS ADSマスターインストラクター
   CMAS JCSマスターインストラクター
  潜水士免許(国家資格)
 ・船舶
   一級小型船舶操縦免許
  第一級海上特殊無線技士免許
FOLLOW