業界初“ダイバー×美容師”によるダイビング時のマスクも映えるヘアアレンジテク6選!傷み防止のケア方法も
アレンジ5. 後ろ姿もスタイリッシュに可愛く!「後髪くるりんぱ」
アレンジ1で前髪の「くるりんぱ」をご紹介したが、これを後ろ髪にも応用することができる。ただ後ろで一つにまとめるだけよりもスタイリッシュな、後ろ姿美人なダイバーになれるかも。
STEP1.
髪の3分の1ほどをゴムでまとめる。
STEP2.
結び目の上に隙間をつくり、毛束を上からくるりんと通し、毛先を持って左右にギュッと割く。
STEP3.
さらにその下の髪も同じようにひとつにまとめて、STEP2を繰り返す。それを髪の毛の長さやスタイルの好みに合わせて繰り返せば完成!
また、このヘアスタイルであれば、マスクを付けたときにバンドが下にずれなくなるので、一石二鳥!
アレンジ6. これもあり!「ツインテール」
輪郭が四角(ベース)型のダイバーにおすすめしたいのは、正面から見えるように顎のラインでツインテールをしたり、お団子を2つつくること。この輪郭の方は、顎の近くに髪の毛を持ってくることによって、顎のラインが目立たなくなる。ゴムで斜めに突き出すようなイメージで髪の毛をまとめるとGOOD!これだけで写真での印象や、顔の映え方が変わるので、ぜひ試してみよう。
アレンジ1〜6まとめ比較表
髪の傷み防止!美容師直伝、アフターダイビングのヘアケア
ワカメ髪問題と並ぶ気になる悩みといえば、髪の毛の傷みではないだろうか。そこで、最後にアフターダイビングでぜひやってほしいヘアケアを紹介しよう。髪の毛のスペシャリストである美容師・藤野氏と鹿子木氏よると、髪の毛の状態が酸性なのか、アルカリ性なのかを表す尺度「pH値」に着目すると良いとのこと。
最も大事なのはエキジット後になるべく早く(髪が乾く前に)真水で流すこと。というのも、髪の毛は弱酸性の状態が最も丈夫で健康な状態とされているが、海水は弱アルカリ性。そのpH値はパーマ液やヘアカラー剤を100倍に薄めたようなものなので、ずっと浸しておくと髪の毛のキューティクルが傷つき、髪は傷んでしまう。なので、海に入ったら真水で流してなるべく普段の弱酸性の状態に近づけることが大事。また、海水は固形の塩分が溶け込んでいるため、海水が付いたまま髪が乾くと目に見えない塩分の粒子でさらに髪がギシギシに…。
真水だけでは、髪の毛本来の弱酸性にまでは届かない。そこで美容師がおすすめするのが、クエン酸を薄めた水で髪を流すというもの。クエン酸であれば、海に悪影響を与えることがないので、ボートの上でも使用できる。作り方はとっても簡単で、1ℓのペットボトルの水にスプーン2杯くらいいれるだけ。ちょっとしたケアをするだけで、ヘアカラーの持ちも良くなるのだ。
ヘアオイルを使う場合は、実は髪の表面が弱酸性で安定していないとヘアオイルが髪に吸着しない。そのため、ヘアオイルは髪を弱酸性の状態に戻してから使うようにするのがおすすめ。
ヘアピンを濡らして気づいたらサビが…、というご経験はないだろうか。そんなときは、ヘアピンを開いて洗ってから服やタオルに挟んでおけばヘアピンの間まで満遍なく乾くので、さびづらくなる。ぜひやってみよう!
自分の髪の長さ、輪郭によって、アレンジの仕方はさまざま。ぜひ、今回ご紹介したアレンジを参考に、髪型をバッチリ決めて、イケてるマスクも付けて、可愛く・カッコよくダイビングをもっと楽しんでみては♪
アレンジした髪に合わせるマスクを試すならこちら
モニター会での貸し出し
現地ダイビングサービスにて開催されるGULLのモニターイベントでは、実際に海でフィンを試着でき、メーカーから直接のアドバイスも聞くことができる(日程は後日GULLホームページにて掲載予定)。
▶︎GULLのモニター会情報はこちらから
ショップでの貸し出し
ダイビング器材の販売を行う一部のダイビングショップにて、あらかじめ相談・予約しておくと、試用することができる。対応していないダイビングショップもあるので、事前に確認しよう。
購入できる場所
ダイビングショップやダイビング器材販売店にて購入可(下記一覧参照)。
▶︎取扱店舗一覧
オーナー・藤野雄也さん/スタイリスト・鹿子木健司さん
〒180-0003
東京都武蔵野市吉祥寺南町1-16-11 荻上ビル202
編集部の取材後記
オシャレを楽しむ感覚で、学生たちがマスクを楽しそうに選んでいて、とても微笑ましかった。陸で写真映えを狙うときは髪型や顔周りのアイテムとても意識する。水中も陸と同じように髪型とマスクで印象が大きく変わるだろう。ぜひ、この学生たちにも自分が最高に満足するマスク・髪型でダイビングを心から楽しんでもらい、その楽しさを次世代に受け継いでいってもらいたい。