親子でスキンダイビング教室in葉山開催レポート
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葉山で大人のスキンダイビング&BBQのイベントを開催した翌日、同じ海で、今度は親子スキンダイビング教室。
今回のメイン講師は、オーシャナのスキンダイビングでもお馴染みのムッチー、私は撮影兼、アシスタントで参加してきました。
参加してくれた親子は、逗子のアフタースクール「トビウオクラブ」に通う子どもとその親御さん。
台風で開催延期かと思いましたが、朝起きて海のチェックにいったら割とおだやか。
予備日に切り替えた方も10名ほどいましたが、それでも、元気が有り余る2家族7名(うち海に入ったのは5名)が参加してくれました。
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まずは陸上でストレッチ。
体育の授業の前のように伸脚やアキレス腱伸ばしなどを行います。
次に3点セットの使い方の説明をし、いよいよ海に向かいますが、ここからが少し大人と違うところ。
器材を持って海に入る前にまずは、「身ひとつで海に浮いてみる」という作業が入りました。
なるほど、子どもの目線に立ったらそうだよね。
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陸上で器材の使い方をレクチャー
ひとりの男の子は、マリンブーツを履いていましたが、足がちくちくすると言って海には入らず。
私:じゃあ靴、洗ってみようか
少年:さっき洗ったけどちくちくする
私:じゃあもう1回洗ってみる?
少年:ううん
ムッチー:どうした~?
少年:足がちくちくする
ムッチー:じゃあ洗ってみる?
少年:ううん
私:じゃあフィン履くまで海に入るのやめようか
少年:うん
ムッチー:じゃあ、カニさん捜してて~
少年、元気よくカニ捜しに出掛ける。
子どもって可愛い(笑)
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まずは浮いてみる
浮けることが確認できたので、今度は器材をつけて足のつくところまで。
ここでは、主にスノーケルの使い方を学びます。
3点の中で1番使い方が難しいのは、スノーケルですからね。
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水面で使い方を練習し、早速水中で実際につけて遊んでみます。
この日は、うねりが入っていたために濁っていて、透明度はだいぶ悪かったのですが、それでも「魚が見える!」と言えば、「どこどこどこーーー!」と大はしゃぎ。
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水中の写真は全て、前回の開催時のものです。
そんなことをやっている間に、あっという間に足のつかないところへ。
ふと足がつかないことに気が付いた子供たちが、黄色の浮き輪にすがるように捕まっています。
そんなに捕まらなくても沈まないよ~とは言っても、そんなの聞こえないといった表情。
それは仕方のないことなので、「片手で紐を掴んで、反対の手は、ぶらぶらだよ~」と、なんとか片手を離させ、ビーチから約150m離れた堤防へ。
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少し寒くなってきた様子だったので、堤防の上で一休み。
堤防には、フジツボやカメノテがたくさんついていたので、そういった生き物を紹介したり、カニを捕まえたりして暖をとりました。
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10分ほど休憩して、今度は堤防の裏側に出てみることに。
子供たちにとっては、本格的な大海原です。
マスクが新しかったのか、すぐ曇ってしまう子には、曇りにくい息の仕方を教え、もうこれで大丈夫だね、怖くないねと暗示。
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こちらも前回の写真ですが、今回も鼻で息をしてしまう子が多いのでたいていこうなります
大人にとっては怖くないものでも、小さな身体の子供には怖いことがたくさんあるので、そういった恐怖をいかに払拭してあげるかが大切ですね。
私も子供のころ人見知りが激しすぎて、親に自然教室というところに入れられ、海や山でたくましく鍛えられたこと、そこでお兄さんやお姉さんにいろいろしてもらったことを思い出していました。
足のつかない深いところで潜ってみることはできませんでしたが、足のつくところに戻ってきたら安心したのか、潜って下の泥とれる~?というムッチー先生の声にみんな必死に潜って「泥、とれたー!」と笑顔。
潜れるじゃん!(笑)
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最初は足がちくちくすると嫌がっていた男の子も、そんなことは一切忘れて楽しんでいました。
約2時間に及ぶ親子スキンダイビング教室は終了。
オーシャナでも企画して、親子スキンダイビング教室を開催してみたいなと思ったのでした。
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ポ―トの潮が取れていなくてごめんなさい
親が潜っていると子供は自然とできるようになっているものかなと思いますが、それにしても、こんなに海の近くに住んでいて、子供のころからこんな体験ができるのって、素敵ですよね。
海が好きになってくれて、そのうち御蔵島とか、バハマの海とかで一緒に泳げたら嬉しいなと思いながらのお教室でした。
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御蔵島にて
スキンダイビング(素潜り)講習会のスケジュール
基礎コース | 2016年9月4日(日)10:00〜 @ラックシャトーアスレチッククラブ小金井 |
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中級コース | 2016年9月4日(日)14:00〜 @ラックシャトーアスレチッククラブ小金井 |