7月からのレジ袋有料化、いま私たちがすべきこと
2 . 海洋プラスチック問題について
昨今の深刻な問題であり、海岸への漂着ゴミの被害や、鯨の体内から大量のビニール袋が発見されるなど被害は年々増加している。
2014年の時点で、すでに海の約2分の1の範囲にはプラスチックごみが浮流している。
その中でも近年、海洋中のマイクロプラスチックが生態系に及ぼす影響があると問題視されている。
それだけでなく、微細なために、製品化された後の対策や自然環境中での回収は困難とされている。
マイクロチップとは:
微細なプラスチックごみ(5㎜以下)のこと。
洗顔料、歯磨き粉などにスクラブ剤等で使用されている、一次的マイクロプラスチックと、大きなサイズで製造されたプラスチックが、自然環境中で破 砕・細分化されて、マイクロサイズになった二次的マイクロプラスチックの分類がある。
2015年独G7首脳宣言においても、海洋ごみ(とりわけプラスチック)が世界的な問題であることが確認された。
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