How to バディダイビング(セルフダイビング)(第4回)

バディダイビング・ツアープランニング ~潜る前に、決めておくべき5つのプラン~

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はじめてバディダイビングをする方のための心得から実践マニュアル連載です。

潜る前に決めておくべき5つのプラン

いよいよバディダイビングへ!
となったら、まず、最初にすることは潜る前のプランニング。

以下、具体的なプラン項目を紹介するが、安全あってこそのバディダイビング。
少々の緊張感はむしろ良い方向に左右するが、大いなる不安を抱えながら潜るのはご法度だ。
情報と経験をもとにダイビングプランを立てつつも、時には、止める勇気も大事。

1.リーダーを決める
計画段階でも水中でも、それぞれが勝手な行動をとることは事故につながる。
バディと相談し、2人の意見を取り入れつつも、リーダーを決めておく。
阿吽の呼吸で意思疎通できる相棒、経験差のあるバディなど、関係性はさまざまだが、最終決定者を決めておくとスムーズだ。
これは複数バディで潜るグループダイビングの時も同じ。

2.ツアー内容を決める
どこに行くのか、何を見たいのか、何をしたいのか、カメラは持つのかなど、目的を決め、予算や日程などと相談しつつ、ツアー内容を決める。
特に、目的を決めることは重要。

★バディダイブにおすすめの海&ポイントはこちら
“バディダイビングの海”潜り歩き・おすすめコース攻略法

3.情報を集める
潜るダイビングポイントを決めたら、水中マップ、水深、潮流、最終エグジット時間、天気予報、メンバーのレベルなど、できるかぎりの情報を収集。
特に、ダイビングに大きな影響を与える、海況情報は変化するので、常にチェックしよう。

※現地を熟知するガイドと潜ると、情報もより効果的かつ確実に得られる。
特に初めて潜るダイビングポイントでは、現地のガイドと潜ることを推奨する。

4.潜水計画を立てる
一番重要なのが潜水計画(次回詳細)。
事故を起こさないよう、ダイビングが充実したものになるように計画されたみんなの決まりごと。

5.緊急手順を決める
計画書を作ったら、最後は緊急手順を決める。
何かトラブルが起きた時のことを想定し、その対処法をシュミレーションしておくのだ。

まずはプロと一緒に、慣れた海で潜るのがオススメ

初めてバディダイビングをするならば、いきなり知らない海を潜るのではなく、まずは潜ったことがあり、雰囲気をつかんでいる海で行なうのが基本。
経験があるのとないのでは、海中での余裕や安心感も格段に違ってくる。

また、バディダイビングに慣れていても、初めて潜りに行く海では、いきなりバディで潜るのもそれはそれで楽しいが、現地を熟知しているガイドやショップのインストラクターについて潜る方が効率的。

一緒に潜りながら、次に自分たちバディだけで潜ることを意識して潜ってみよう。
実際、多くの人がそのようなステップを踏んでいる。

1ガイド、1バディダイビングなんてスタイルも楽しいだろう。

★バディダイブにおすすめの海&ポイントはこちら

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PROFILE
法政大学アクアダイビング時にダイビングインストラクター資格を取得。
卒業後は、ダイビング誌の編集者として世界の海を行脚。
潜ったダイビングポイントは500を超え、夢は誰よりもいろんな海を潜ること。
ダイビング入門誌副編集長を経て、「ocean+α」を立ち上げ初代編集長に。

現在、フリーランスとして、ダイバーがより安全に楽しく潜るため、新しい選択肢を提供するため、
そして、ダイビング業界で働く人が幸せになれる環境を作るために、深海に潜伏して活動中。

〇詳細プロフィール/コンタクト
https://divingman.co.jp/profile/
〇NPOプロジェクトセーフダイブ
http://safedive.or.jp/
〇問い合わせ・連絡先
teraniku@gmail.com

■著書:「スキルアップ寺子屋」、「スキルアップ寺子屋NEO」
■DVD:「絶対☆ダイビングスキル10」、「奥義☆ダイビングスキル20」
■安全ダイビング提言集
http://safedive.or.jp/journal
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