<貴重映像入手>メガマウスザメと見られる巨大ザメが千葉・館山港に現る!
ダイビングポイントも多数存在する千葉県・館山市。その港内で「メガマウスザメ」らしき巨大ザメの目撃情報が相次いだ。昨年もメディアを賑わせた「メガマウスザメ」の出現だったが、今回は岸壁まで近寄ってきたこともあり、より一層巷を驚かせた。そこで、現場に立ち合わせていたシークロップダイビングスクールや地元の方から情報をいただいた。
巨大ザメが最初に発見されたのは、14日の夜中0時を過ぎようとしている時だった。知り合いの漁師さんが船形港でメガマウスザメのような大きな魚が泳いでいるのを発見。その後、伊戸ダイビングサービスさん経由で翌日(15日)の15時ごろ、長谷部さんの元にメガマウスザメ出現の情報が入ったという。
長谷部さんが実際にメガマウスザメを見たのは15日の18時半ごろ。昨日の港ではなく、対岸の館山港から20〜30mほど離れた沖でその姿を確認。その後、たまたま岸壁に寄ってきたメガマウスの撮影に成功したという。
(シークロップダイビングスクール提供)
(シークロップダイビングスクール提供)
目撃されたメガマウスザメは体長4m程で、岸壁に寄ってきたということもあり、体表には傷が多数ついていたものの、とくに弱っている様子は見受けられず、水を切る尾びれからは力強ささえ感じたと長谷部さんは話す。
また、たまたま近くで釣りをしていた家族も同様にメガマウスザメを目撃している。目撃者である田中さんは、同日の15時ごろから漁港内を回遊する大きな魚を発見。その時はまだメガマウスだと分かっておらず、釣り上げようと試みていた。そのうち、護岸に近づいてきた姿を確認してメガマウスザメだということがわかったそう。メガマウスザメは大人がゆっくりと歩く速度で、長い尾びれを動かしていたとのことだ。
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<メガマウスザメが目撃された館山港>
去年に引き続き、突然現れた巨大ザメの出現に驚きを隠せない。これまでにもメガマウスザメだけでなく、ジンベイザメやホホジロザメなどといった大型のサメが目撃されている。人間に危害を及ぼしたといった例はないが、われわれ人間よりもはるかに大きい生き物との出会いに心が鳴るのは確かだろう。
情報提供先:シークロップダイビングスクール