辺野古・大浦湾で潜る 奇跡のサンゴのその後、そして基地建設現場付近の海の「今」
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アオサンゴ群集で暮らす魚たち
堅苦しい話が続いてしまったので、最後はかわいらしい魚たちの写真と動画で〆たいと思います!

ネッタイスズメダイ

サンゴのポリプをついばむネッタイスズメダイ

白化したイソギンチャクとハマクマノミ①

白化したイソギンチャクとハマクマノミ②

ホシゴンベ

ナミスズメダイ
2024年12月と2025年3月の2度にわたる取材を通じて、辺野古・大浦湾は僕にとってかけがえのない場所になりました。この海の魅力にすっかりハマりつつも、見れているのはまだまだほんの一部。今後もこの魅力あふれる海に通い続けて、僕なりの視点で辺野古・大浦湾の現状を伝え続けていきたいと思います。
最後に、辺野古への旅のお膳立てをすべて整えてくださったプロダイバー・環境活動家の武本匡弘さんと武本洋子さん、普通なら潜れない場所での潜水取材をコーディネートしてくださった「じゅごんの里」代表で名護市議会議員の東恩納琢磨さん、バディとしていつも撮影につきあってくれる草地ゆきさん、本当にありがとうございました!


辺野古・大浦湾についてもっと深く知りたい方のために

写真集「辺野古 海と森がつなぐ命」
中村卓哉(水中写真家)
大浦湾の豊かな生物多様性の源である「やんばる」の森と川、そしてマングローブ。
大浦湾の多様な生態系を構成する干潟、藻場、サンゴ礁。
それらを約20年に渡って撮影し続けてきた中村さんの集大成とも言える写真集。
山・森・川・海は一つながりの自然であることを、理屈抜きに実感することができます。

写真絵本「ジュゴンに会った日~沖縄 辺野古・大浦の豊かな海から~」
今泉真也(写真家・映像作家)
前半は、大浦湾の豊かな自然の光景が、後半は、ジュゴンに会うための1ヶ月間の無人島生活のようすが、美しい写真と想いのこもった文章で綴られています。
若いころから長年辺野古・大浦湾に親しんできた今泉さんの、この海に対する深い愛と、基地建設に対する静かな怒りがひしひしと伝わって来て切なくなります。