バショウカジキをあまり見せられなかった時にもらったゲストからの言葉
年末年始のバショウカジキスイムを終了して、1月の2週目は、ムヘーレス島からカンクンに移動して、しばらくリゾートに滞在し、身体を休めている。
1週目、リサーチを兼ねた自分にとっての1日目と、ゲストが到着してからの初日の2日間は、今シーズンまったく出ていなかったと聞かされていて不安を募らせていたのが嘘のように、爆発した。
今シーズンもバショウカジキと泳げるスペシャルトリップ、スタート! – メキシコ|オーシャナ
しかし、その後は、目印となるグンカンドリの数も少なく、他のフィッシングボートからも、バショウカジキを釣り上げたという情報も無く、天気も崩れ、3日目に一隻のボートの方でイルカと一緒に泳ぐ2匹のバショウカジキを目撃したのみに留まった。
1月3日の最終日は、風が強く、他の船が出せない中でも、ギリギリまで探し続けたが、結局見つからなかった。
「初日に沢山見れたから、気にしないで下さい。あれだけ見れただけでも、すごい迫力でした」「自然相手だから、しょうがないですよ」とゲストの方たちに慰められるものの、見つけられなかった悔しさは押えられなかった。
くわえて、この年末年始は、日本で長期の休みが取り易いということで、僕が4人乗り2隻をチャーターしても、まだあと2隻くらい参加したいという問い合わせがあったのだが、正直なところ、そんなに大人数はケアできないとお断りした事は、前のブログにも書いた。
のだけど、フタを空けてみれば、僕らの他に、スイムのボートが4隻。
しかも、3隻は日本人が乗船していて、8人から10人もの人数が1隻に乗っていた。
まあ、予想はしていた事だけど、1隻に10人とかだと、バショウカジキの数が少ないと、すぐにいなくなってしまう事の方が多い。
ちょっと見たいだけならいいけど、撮影とかゆっくり見たい場合には、多過ぎるし、海が荒れることの多いこの時期、バラバラになったゲストをピックアップするのも大変そうだった。
ある程度予想していたので、年末年始に参加希望の方何人かに「2週目の方が空いていて、きっと船も少ないから、混雑しなくて良いですよ」とすすめてみたが、やはり年末年始でないといけないという人がほとんどだった。
結局2週目には、人が集まらなかったので、カンクンに渡ってのんびりしていたのだけど、天気悪い上に、強風、大雨と、正直まったく海に出れそうにない日々が続いていたので、ゲストが入らなかったのは、逆にラッキーだったのかも。ムヘーレス島のオペレーターに問い合わせても、「海に出られてない」という日が続いた。
今回、初めてスペシャルトリップに参加して頂いた方がほとんどだった。帰国したそのゲストの皆さんからの暖かいメッセージに慰められた。
毎回本当にゲストの方たちに恵まれているという事を感謝しなければいけないなと、常々思う。
あまりに心慰められたので、以下に、頂いたメッセージの一部を紹介させて頂きます。
「群れは初日だけでしたが、とりあえず見れて良かったです。自然相手なので仕方ないですね。なので凹まないで下さい(笑)。カメラをフルサイズにしたら、セイルフィッシュとクジラはリベンジしたいので、またよろしくお願いします」
「ところで、カジキは初日だけとはいえ、迫力シーンに感動しました。後半つらかった分、本当によかったと思っていて、感謝しています。越智さんのせいじゃないですよ~。後半戦では私たちの分まで、すごいシーンに会って、ブログアップしてください。妄想して余韻するのを楽しみにしています。」
「それにしても!!!初日のカジキ群れは圧巻で、船酔いも忘れて大興奮~大満足でした♪泳げないのにちゃんと群れの前に落としてくださって、こんな私でも何度もちゃんと群れと捕食シーンを見れたのは、本当にラッキーだったと思っています」
「初日しか当たらなかったこと、申し訳なさそうにされていましたが、初日だけとは言え、生でカジキを見れて夫婦ともども満足しています。本当にありがとうございました」
「これは、またムヘーレスに来るように、という神のお告げなのではないかと…(^_^;) 次回はいつ行こうか悩んでます(笑)ということで、今後の現地レポも楽しみにしております!また懲りずに(笑)、よろしくお願いいたします。お世話になりました!」
来週から、3週間、バショウカジキスイムを行なうが、今のところ予報では、良くも無く悪くも無くといった天気だ。
以下はゲストの方が撮影した写真
年末年始に参加して頂いた皆さん。
本当にありがとうございました。これからも、よろしくお願いいたします。