シロナガスクジラ1頭、マッコウクジラの群れに遭遇 ~スリランカでのホエールスイミングweek1終了~

スリランカ南部でのホエールスイミングを終了して、今現在、北東部エリアへと移動中。

スリランカのマッコウクジラ

本来は、南部ではシロナガスクジラメインでのスイムが目的だったのだけど、滞在期間中に目撃したシロナガスクジラは1頭のみ。

通常なら一番シロナガスクジラが多い時期のはずで、過去5年間はこの時期に来てシロナガスクジラを数頭目撃、多いときには、20頭近くを1日に目撃することが多かったのだが、今年は時期が少しずれてしまっていたようだ。

その間、北東部エリアの情報でも、シロナガスクジラの目撃情報はほとんどなく、スリランカの主要なエリアでの目撃がほとんど無い状態。
これがエルニーニョや大ポールモード現象などが影響しているのかは、自分ではよくわからない。

南部でのホエールスイミングは、防衛省、環境省など政府の関係各所5カ所からクジラと泳ぐ許可申請を得て開催。
この許可申請が無いとスリランカではクジラと泳ぐことができないし、5カ所から許可を取るのに、時間と手間がかかるのが大変だ。

今回は、許可申請したカタマランのヨットとディンギーボートで、ヨットに宿泊して、広範囲に通常のシロナガスクジラの生息エリアを捜索した。

通常のデイトリップのホエールウォッチング船がクジラを探すエリアのさらに倍近いエリアを捜索したが、結局1頭のシロナガスクジラしか見つけることができなかった。

ホエールウォッチング船 ホエールウォッチング船

今回遭遇できたのは、ハナゴンドウの群れとマッコウクジラ30頭くらいの群れ。

ハナゴンドウはユメゴンドウと体長、体型が似ているが、成獣の中には、体中に傷があり、白くなっている個体が多いから、それらを確認できれば、簡単にハナゴンドウと識別することができる。

ハナゴンドウの群れ

今まで、船上から撮影したことはあったが、水中でこれだけ近くで撮影できたのは、初めてのことだった。

ハナゴンドウ

シロナガスクジラが見つからない中、キャプテンの知り合いの漁船から「たくさんのブローが見える」と連絡が入り、30頭のマッコウクジラに遭遇し、水中で泳ぐことができたのは、正直ラッキーだった。

ディンギーとカタマランのヨット、二手に分かれて何度もマッコウクジラたちにアプローチした。

マッコウクジラ

今は南部でのホエールスイミングを終了して、北東部へ移動中。
こちらはもともとマッコウクジラメインと考えてのホエールスイム。
たくさんのマッコウクジラに会えることを期待している。

参加していただいた皆様。ありがとうございました。

来年(2017年)の3月4月も、スリランカにてシロナガスクジラ、マッコウクジラ狙いのホエールスイミングを開催します。
ご興味のある方はお問い合わせください。

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PROFILE
慶応大学文学部人間関係学科卒業。
産経新聞写真報道局(同紙潜水取材班に所属)を経てフリーのフォトグラファー&ライターに。
以降、南の島や暖かい海などを中心に、自然環境をテーマに取材を続けている。
与那国島の海底遺跡、バハマ・ビミニ島の海に沈むアトランティス・ロード、核実験でビキニ環礁に沈められた戦艦長門、南オーストラリア でのホオジロザメ取材などの水中取材経験もある。
ダイビング経験本数5500本以上。