バハマの青い海でイルカと泳ごう!ドルフィンクルーズツアー2016(第4回)

2016バハマドルフィンクルーズweek3 初日からお触りイルカのスクラッチ登場

初日からイルカたちと一緒に泳ぐゲストたち!

バハマ ドルフィン

初日から、イルカたちと戯れるゲスト

初日、東風が強く吹く中、廃墟になった灯台のあるグレートアイザック島とビミニ諸島の間に海域で、10頭ほどのイルカの群れに遭遇。
エントリーしてみると、スクラッチやハヤトなどの見慣れたイルカたちのグループだった。

バハマ ドルフィン

左一番下がHAYATO、右一番手前がスクラッチ

初日の最初のエントリーからスクラッチに遭遇。
しかも、この日はとても機嫌がよさそうで、泳いでる皆に体をぴったりくっつけて泳いでいるシーンを何度も目撃した。

自分も何度か触ってみた。

片手を優しく肌に巻きつけると、スクラッチは、自ら肌を寄せてくる。
おまけに、最後には頭の上に乗っかってきて、浮上するのを邪魔してるようなイタズラまでしてくる始末。

まるでキスするように大接近してくるイルカのスクラッチ

バハマ ドルフィン

ゲストと接近して泳ぐスクラッチ。まるでキスしてるみたい

バハマ ドルフィン

スクラッチを優しく撫でるゲスト

ほとんどのイルカが手を出して触ろうとすると、嫌がって逃げてしまう中、このスクラッチのほか、ほんの数頭だけが、人に触られることを好む。

過去からの歴代のお触りイルカは、シャークベイト、その妹のダービー、ロビン、シーダー、ブラフ、エヴァなど、そのすべてが、子供を産む前の若いメスだった(子供を産んでからは、触られることを好まなくなった)が、スクラッチは珍しく、オスのタイセイヨウマダライルカ。
もしかしたら、上にあげたメスたちの中の誰かの子供かもしれない。

バハマ ドルフィン

子供を産むという機会の無いスクラッチが、一体いつまでこういう行動を取ってくれるのかは気になるところだ。

最初にスクラッチに会ったのは、確か2011年。
ホワイトサンドリッジにイルカたちがいた頃だ。

その頃は、まだ身体にマダラは少なくて、やんちゃな男の子という感じだったが、多分6〜7歳になっているスクラッチの身体には、かなりマダラも増えてきて、やんちゃな子供というよりは、成人した大人の雰囲気も出てきて、たくましさも感じる。

その後も、他の群れに遭遇して、海藻のパスキャッチをしたりと、初日からイルカたちと遊べた。
今週は、初めてバハマに来た人が多い週で(11人中7人がバハマ初参加)、中にはあまり泳げない人も、「水面に浮いてるだけで、イルカの方が寄ってきてくれてすごく嬉しかった」と喜んでいた。

2日目は、風が強く、広範囲にイルカを探せず。

結局見つからず終了。

昼はビミニロードに停泊。

バハマ ドルフィン

石畳を敷いたような地形は、アトランティス大陸の一部だと言われている、海底遺跡でもある

3日目は約40頭のイルカの群れに遭遇も

3日目もまだ東からの風が弱まらず、外洋近くの海はかなり波は高かった。

そんな状態で、40頭ほどのイルカの群れに遭遇し、何度かエントリーしてみた。
しかし、まったく遊びモードではなくて、スクラッチや新しいお触りイルカ、その他、顔なじみ(?)のイルカたちも多く見かけたが、ただ通過していく感じ。

バハマ ドルフィン バハマ ドルフィン

昼も東からの風を避け、かつ、コンクかサンドダラーのありそうなところで停泊してほしいとリクエストして停泊したが、コンクもサンドダラーもまったく見つからなかった。
その代わり、小さめのナースシャーク、タイマイ、何匹ものロブスターがサンゴの陰に隠れているのを発見。

バハマ カメ
バハマ

シールTATOOを貼って記念撮影するゲストたち

2日目に遭遇ゼロで、3日目午前中も40頭以上の群れには遭遇したものの、皆波乗りに夢中。
あまりぱっとしない遭遇だったが、午後には午前中に遭遇した同じ群れに再度別の海域で遭遇。
午後には遊びモードになったイルカたちと遊ぶことができた。

バハマ ドルフィン バハマ ドルフィン

4日目はフレンドリーな子どもイルカたちと遭遇

風がかなり収まってきていたので、透明度の高い砂地の外洋エリアを捜索。
フレンドリーな子イルカたちに遭遇して、11時まで泳ぎ続けた。

バハマ ドルフィン

透明度が高いので、遠くにいる人やイルカもはっきり見える

バハマ ドルフィン バハマ ドルフィン バハマ ドルフィン バハマ ドルフィン バハマ ドルフィン バハマ ドルフィン

ランチ休憩では、エルドラドというダイビングポイントでダイビング。

午後からは、午前中より若干透明度は落ちたものの、40頭ほどのイルカの群れに遭遇。
最初はかなりゆったり泳ぐことができた。
後半は移動が多くなり、追いつくのに苦労した。

バハマ ドルフィン バハマ ドルフィン

夜には誕生パーティ

今年からマサチューセッツのカレッジに行くことになったクルーのローリーの誕生日を祝い、ナイトドルフィンスイミングを行うと、10数頭のイルカたちが捕食に姿を見せていた。

バハマ ドルフィン バハマ

5日目は、イルカの捕食シーンも目撃!

最終日の5日目。

朝は雲が空を覆い、雨が降り、雷もなっていたけど、week3の中では一番海は穏やかになった。

午前中はイルカに遭遇できず、午後から透明度の高いエリアでイルカたちに遭遇。
最後はバンドウイルカたちが捕食しているシーンに遭遇して終了した。

バハマ ドルフィン

捕食中のミナミハンドウイルカ

バハマ

2016バハマドルフィンクルーズweek3」に参加してくださった皆様、ありがとうございました。
また是非参加してくださいね。

2017年のバハマの青い海でイルカと泳ごう!ドルフィンクルーズツアー

スケジュール
Week1 2017年6月10日(土)乗船〜16日(金)下船
Week2 2017年6月17日(土)乗船〜23日(金)下船
Week3 2017年7月15日(土)乗船〜21日(金)下船
Week4 2017年7月22日(土)乗船〜28日(金)下船
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PROFILE
慶応大学文学部人間関係学科卒業。
産経新聞写真報道局(同紙潜水取材班に所属)を経てフリーのフォトグラファー&ライターに。
以降、南の島や暖かい海などを中心に、自然環境をテーマに取材を続けている。
与那国島の海底遺跡、バハマ・ビミニ島の海に沈むアトランティス・ロード、核実験でビキニ環礁に沈められた戦艦長門、南オーストラリア でのホオジロザメ取材などの水中取材経験もある。
ダイビング経験本数5500本以上。
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