<速報>動画付き!沖縄・阿嘉島でサンゴの大産卵を確認。迫力ある海中風景に感動!
2019年も阿嘉島にてサンゴの大産卵を確認
一斉に放たれるバンドルは神秘的!
2019年5月24日(金)の夜、沖縄の離島・阿嘉島でサンゴの産卵が確認されました。
マリンハウスシーサー阿嘉島店の三浦さんに、その時の状況をインタビュー!
リサーチについても聞いちゃいました。
ーー
今回、サンゴの産卵が確認されたということですが、三浦さんが見られたのはいつですか?
三浦さん
5月24日22時15分頃〜ですね。
阿嘉島の西側の海域で、オヤユビミドリイシやコユビミドリイシなど、ミドリイシ系のサンゴが一斉に産卵を始めました。
実は、23日にも小規模ながら確認しましたが、24日の方が、大規模でしたね。
ーー
2日に渡って産卵を確認されたんですね。今回は、24日に絞ってお話し聞かせていただければと思います。
どんな様子でしたか?
三浦さん
バンドル(サンゴの卵と精子が入ったもの)が、何個かころころ見えてきたあと、一斉に“ばーん”と広がりました。
潮やうねりによって、時折大きく出ることもありました。
ーー
いったいどうやって、予想しているんですか?
三浦さん
「この種類はこの時間帯」って、見えてきてるんですね。毎年、同じサイクルで生まれています。
満月のあとくらいから、毎日夕方にリサーチで潜るんですが、その際に目安になるのが、早めの時間帯に産卵するウスエダミドリイシ。
ウスエダミドリイシの産卵が確認された後は、必ず“どかん”となりますね。
それが出ないのに生まれちゃったのが、23日だったわけですが(笑)
水温も関係があります。
25度を超えると準備が整うようです。
ーー
ピンポイントで予想するのは、なかなか難しそうです。
ゲストの方も一緒に見られたんでしょうか?
三浦さん
はい、この時期、“ナイトでサンゴの産卵狙い”の方も結構います。
初めて潜った方も多くて、迫力があったとすごいよろこんでいました!
ーー
三浦さんはどんな印象を持たれましたか?
三浦さん
僕が阿嘉島に来た約10年前って、サンゴの元気がなくて・・・、ここ数年で、すごい復活してきているように感じています。
日頃から、サンゴの天敵・レイシガイダマシの駆除などもしていて、もう、我が子のように思っているんですが(笑)、その分身がいっぱい出た。
これでまた、広がっていってくれるといいですね。
水面近くでは、バンドルを食べている魚も見ました。サンゴは、彼らの栄養にもなっていくんですね。
こうして阿嘉島の海が豊かになっていってくれるといいなと思います。
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ありがとうございました!
24日のサンゴの産卵の際に撮影された動画をお借りしました。
まるで銀河のようにバンドルが広がっています!!
ぜひご覧くださいね。
情報提供/マリンハウスシーサー阿嘉島店
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〒901-3311沖縄県島尻郡座間味村阿嘉162
TEL:0120-10-2737
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